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2019年第3四半期、カジノ市場トレンド、フィリピン・韓国はアップ、マカオ・シンガポールはダウン

2019/ 11/ 27

2019年第3四半期の業績報告を見てみると、マカオ・シンガポールが苦戦、フィリピン・韓国が好調と明暗が分かれた。
マカオではVIPの不調により11月の売上が昨対で年初来最大の落込みになるとみられており、第4四半期もマイナスの予想が並ぶ。
シンガポールでも、マリナベイサンズがEBITDA3.7%増と健闘したものの、ゲンティンは売上が6.7%減でEBITDAは12.8%減と苦戦。自国民向けのカジノ年間入場料の大幅引上げ(2,000Sドルから、3,000Sドルへ)の影響も懸念される。
一方、フィリピンではブルームベリーリゾーツ、オカダ、トラベラーズなどのカジノオペレーターがいずれも好調な数字を発表、フィリピン全体の第3四半期GGRは前年同期比21%増だった。韓国でもパラダイスグループが売上げを前年同期比30%以上伸ばすなど、フィリピン、韓国のカジノ市場に勢いが感じられる結果となった。 By Resocasi.com