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ベトナムのKNパラダイス、国際的なカジノオペレーターとの連携希望

2020/ 02/ 28

べトナムのカンホア州にあるKNパラダイスカムランビーチリゾートは、ベトナム政府から敷地内で大規模なカジノ施設開発を進めるための投資証明書が発行されたと発表した。同リゾートを運営する不動産デベロッパーのKN Cam Ranh Co Ltdは、このプロジェクトを進めるにあたり、国際的なカジノオペレーターとのパートナーシップ構築を目指すとしている。

発表によると、承認されたプロジェクト用地の総面積は16.2ha、カジノのゲーミングテーブル数は200台、エレクトロニック・ゲーミングマシンは2,000台。開業予定日や地元住民を対象としたカジノ営業が認められるかどうかについては明らかにされていない。
KNパラダイスカムランビーチリゾートはカムラン国際空港から車で5分以内の場所にあり、800ha以上の土地に住宅・宿泊施設、エンターテイメント施設、商業施設、遊園地、コンベンション施設など多岐にわたる不動産開発が計画され、一部は既に完成している。2018年10月にはグレッグノーマン設計の27ホールのゴルフコースが、2019年後半には 327室のウィンダムグランドKNパラダイスカムランホテルが営業を開始した。

2017年に出された政令によると、ベトナムで大規模なカジノプロジェクトに参画するためには最低20億米ドルを投資する必要があり、そのうち少なくとも10億米ドルはカジノライセンスの発行前に投資しなければならないとされている。
ベトナムでは、フーコック島のコロナリゾートアンドカジノが、国内で初めて一定の資産を保有する地元住民へのギャンブルサービス提供許可を受け、2019年1月に営業を開始している。By Resocasi.com