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MGM・オリックス連合、大阪IRに1兆円規模の投資を提案

2021/ 07/ 21

大阪府の吉村知事は20日、大阪府・市が誘致を進めるIR(統合型リゾート)について、MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの共同グループから投資額1兆円規模の提案を受けたと発表した。またこの日、大阪市の松井市長は記者団の取材に対し、1兆円の投資額は部分開業後の段階的な整備も含めたものとの認識を示した。IRにはカジノ施設のほか、MICE施設、ホテルなどの建設が予定されており、府・市が事業者に求めていた夢洲への地下鉄延伸費用の一部といったインフラ整備費の約202億円も当初の計画通り事業者側が負担するという。コロナ渦で投資規模の縮小も懸念されていたが、ほぼ大阪府・市の想定通りの内容となった模様。大阪のIRは2020年代後半に部分開業し、その後順次拡張される予定。大阪府・市はこの事業計画をもとに今年の9月頃、オリックス・MGM連合をIR整備事業者として認定する見通しで、その後最終的な整備計画をまとめて来年4月頃に国に整備計画の認定申請を行うとみられる。By Resocasi.com