世界のIR・カジノニュース
フィリピンのマニラ首都圏、新たなGCQ(一般コミュニティ検疫)体制へ
2021/ 09/ 14
フィリピン政府は、9月16日からマニラ首都圏を新しい検疫体制(GCQ)下に置くことを決定した。この新体制では、カジノを含むマニラ首都圏内各地区での制限を行うために5段階の警告システムが採用されている。どの地区をどの検疫レベルにするかはフィリピン保険省が決定するという。政府の担当次官によると、マニラ首都圏全域が2番目に厳しい「警戒レベル4」に設定される。「警戒レベル4」では、カジノ、宝くじ、その他のゲーミング施設は、関係省庁タスクフォースか大統領府からの許可を得られた場合を除き、閉鎖となる。「警戒レベル3」では、カジノは収容人員の30%まで営業が可能となり、「警戒レベ ル2」では50%まで引き上げられる。「警戒レベル1」は、最も規制が緩く、カジノはフル稼働が可能となる。
この新しい体制は、マニラ首都圏全域を一律にロックダウンするのではなく、新型コロナ感染拡大の危険性が高いと判断された地区、通り、住宅エリアなど特定の区域を対象とした「きめ細かなロックダウン措置」を実施することを想定している。By Resocasi.com
最新ニュース
- サイパンのカジノオペレーター「インペリアル・パシフィック・インターナショナル」が米破産申請 2024年 04月 24日
- 大阪IRプロジェクトに阪急阪神ホールディングスが参画を表明 2024年 04月 23日
- ラスベガス・サンズ 2024年第1四半期、アナリストの予想上回り好調 2024年 04月 18日
- 2023年ネバダ州南部のツーリズム、多くの指標でパンデミック前の水準上回る、F1・スーパーボウルが貢献 2024年 04月 15日
- タイのカジノ、年間50億ドル以上の収益を生み出す可能性も 2024年 04月 14日
あわせて読みたいニュース
- 大阪IRプロジェクトに阪急阪神ホールディングスが参画を表明 2024年 04月 23日
- タイのカジノ、年間50億ドル以上の収益を生み出す可能性も 2024年 04月 14日
- ベトナムのコロナ・リゾート&カジノ、2023年売上46%増 2024年 03月 24日
- PAGCORのテンコ会長「フィリピンは2025年までにシンガポールを抜き、アジアで2番目のギャンブル拠点になるだろう」 2024年 03月 24日
- タイ、国会委員会でカジノ合法化にむけた法案完成、月内にも下院通過か 2024年 03月 22日
- 「フィリピンのGGR、2024年予測は史上最高の60億ドル超」Pagcorのテンコ会長語る 2024年 01月 19日