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PHリゾーツ、クラーク地区のカジノライセンス一時停止を申請

2021/ 10/ 07

フィリピンのPH リゾーツは、傘下の子会社がルソン本島のクラーク・グローバル・シティにおけるカジノの暫定ゲーミングライセンスを自主的に一時停止するようPAGCORに要請し承認を受けたことを報告した。理由は「カジノゲーミング市場の先行き不透明な状況が長引く中、特にパンパンガ州クラーク地区における競争が激化しているため」とのこと。この一時停止措置は、追って通知されるまで有効であり、解除にはPAGCORの役員会の承認が必要となる。報告書では「この自主的なライセンスの一時停止により、PHリゾーツがセブ島マクタンで建設を進める旗艦IRプロジェクト『エメラルド・ベイ・リゾート&カジノ』に集中的に取り組むことが可能となる」とも述べられている。
同社が8月にフィリピン証券取引所に提出した報告書によると、エメラルド・ベイの第1期は、2022年第3四半期に完成する予定。PHリゾーツは暫定ゲーミングライセンス契約において、エメラルド・ベイプロジェクトにミニマム3億ドルを投じることとなっている。エメラルド・ベイの第1期では、ゲーミングテーブル122台、エレクトリック・ゲーミング600台、270室のホテル客室などが完成する予定。By Resocasi.com