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ゲンティン・マレーシアの新テーマパーク「スカイワールド」、2月8日にソフトオープンへ

2022/ 02/ 02

マレーシアのリゾート・ワールド・ゲンティンに、テーマパーク「ゲンティン・スカイワールド」が2月8日にソフトオープンする。これに先立ち、内覧会に参加したメイバンクのアナリストによると、推計7億8,700 万ドルを投じて10.5ヘクタールもの敷地に建設されたスカイワールドには、最終的に26のアトラクョンが設置され、年間300万人の来場者が見込まれるという。これはシンガポールのリゾート・ワールド・セントサ(RWS)にある「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」に次いで東南アジアでは2番目となる。入場料は200リンギット(約48ドル)と予想されており、RWSのユニバーサル・スタジオの59ドルよりも2割低い。アナリストは「ゲンティン・スカイワールド」が年間1億8,000万リンギット(約4,300万ドル)のEBITDAを生み出すと予想するが、償却率10%で算出した年間3億3,000万リンギットの減価償却費を相殺すると赤字になるという。しかし、スカイワールドのオープンにより、これまで来場しなかった新たな顧客を呼び込めることから、リゾート・ワールド・ゲンティンの利用者数はコロナ前の年間2,400万人から2,600~2,700万人に増加、施設全体のEBIDTAに2,800万~4,300万ドルの上乗せとなることが予想される(利用者1人あたりのマスゲーミング収益を150リンギット、EBITDA マージン40%で試算)。By Resocasi.com