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マニラ「ウェストサイド・シティ・プロジェクト」、2024年開業目指す

2022/ 03/ 30

フィリピンのマニラで建設が進む統合カジノリゾート施設「ウェストサイド・シティ・プロジェクト」を手掛けるサントラスト・ホームデベロッパーズによると、この施設の開業予定は2024年のまま変更はないという。3月25日に同社がフィリピン証券取引所に提出した報告によると、同ホテルカジノの地下及び1階の工事は既に完了している模様。同社は香港のサンシティ・グループが51%を間接的に所有しており、昨年12月初旬までアルビン・チャウ氏が会長を務めていた。チャウ氏は11月にマカオで身柄を拘束され、2021年12月にグループがマカオで運営していたカジノのVIPルームは全て閉鎖された。さらにフィリピンでもPAGCORが3月23日に、チャウ氏及びサンシティ・グループについて「フィリピンでジャンケットビジネスを運営する権限・ライセンスを保持するのに適格ではない」との判断を下した。サントラスト・ホーム・ディベロッパーズは年次報告書で「キャッシュフローや流動性の問題は予想されない」と述べている。By Resocasi.com