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PAGCOR、岡田和生氏らに退出命令、バイロン・イップ氏が社長に復権

2022/ 09/ 14

フィリピンのゲーミング規制当局PAGCORは9月2日、5月末から実質的にオカダマニラをコントロールしてきた岡田和生氏が率いるTRLEIの取締役会に「停止命令」を出し、同施設を明け渡すよう命令を出した。今年5月末に岡田氏らが強制的にオカダマニラを支配した時とは逆に、ユニバーサルエンターテイメント傘下の Tiger Resort Asia Limited (TRAL)が支援する取締役会側の約50名のグループがフィリピン国家警察のメンバーやPAGCORの代表を伴って施設内に踏み込み、支配権を奪還。岡田氏らが実権を奪う前に社長を務めていたバイロン・イップ氏を復帰させた。現地メディアの報道によると、オカダマニラの支配権奪還が起こる前に、フィリピンの司法省長官から5月下旬の岡田和生氏一派が強制的に支配権を回復した行為について、不快感を示す意見書が出されていた模様。オカダマニラのスタッフにはTRALの支援を受けた取締役会がバイロン・イップ氏を元の社長の地位に復帰させ、再び経営をコントロールすることが告知されたという。By Resocasi.com