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大阪の次は？！北海道の函館市・苫小牧市「IR整備に関心あり」

2025/ 09/ 13

カジノを含む統合型リゾート（ＩＲ）整備について、北海道が８月に実施した意向調査で、苫小牧市と函館市が「関心がある」と回答したことが明らかとなった。意向調査は全１７９市町村に対して行われ、IRを「自市町村に整備することに関心がある」「道内に整備されることに関心がある」「関心・期待はない」の選択肢から選んだ上で、理由などを回答してもらったという。

自市町村に整備することに関心があると答えた苫小牧市と函館市は、主な理由として「豊かな観光資源と連携した利用者の移動手段が整備されることへの期待」や「道経済の発展に寄与すること」などを挙げた。

また「道内での整備」に関心があるとしたのは７９市町村で、経済効果や雇用創出への期待を理由として挙げる一方で、オーバーツーリズム（観光公害）やギャンブル依存症への懸念などデメリットに関する指摘もあった。２０３０年のＩＲ開業に向けて計画を進めている大阪府・市の動向を注視しつつ判断すべき、との声もあったという。

一方で「関心・期待なし」と答えたのは９８市町村。ＩＲ関連施設が道央圏に集中するとみて関心が低いことや治安悪化への危惧、自然環境を観光資源とする北海道にはふさわしくないといった意見があったという。


ＩＲ整備を巡っては、道議会最大会派「自民党・道民会議」が誘致に向けた調査会を設置するなどの動きが進んでおり、今後道議会で議論が交わされる見通し。by Resicasi.com

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