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岡田氏、Wynn株奪還を求めネバダ州裁判所に申し立て

2012/ 09/ 28

長年ウィンリゾーツの筆頭株主であった日本のユニバーサルエンターテイメントの岡田会長は、ユニバーサル社のフィリピンでのカジノビジネス進出を巡りウィン側と対立、今年の2月にウィン側は岡田氏がフィリピンの関係者に賄賂を提供し、法を犯したとして、同氏の所有する株の強制買取を行った。このほど、岡田会長側は、ネバダ州の裁判所に株式の奪還を求める申し立てを行った。もし今後、この申し立てが認められれば、岡田氏は11月の取締役会で新たに2名の取締役を推薦するつもりで既に人選も済ませているという。
また岡田氏は8月末に東京でウィンリゾーツとその役員12名に対し112億円の損害賠償を求める訴えを起こしている。