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メルコクラウン、2014年半ばにフィリピンにカジノをオープンへ

2013/ 06/ 30

メルコクラウンは、マニラにカジノを含む10億ドルのIRを建設するプロジェクトを進めており、2014年半ばにオープンを予定している。このプロジェクトでは950室のホテル、240台のゲーミングテーブル、1,250台のスロットマシーンなどの設備を予定しており、メルコクラウンにとってはマカオ以外のカジノ第1号となる。同社は「クラウンマカオの顧客データベースを活用し、中国人VIP客はもちろん、東南アジアからの集客を狙う」としている。
マニラには先にオープンしたソラーレとメルコクラウンのIRのほか、日本のユニバーサルエンターテイメントの20億ドル規模のプロジェクト、ゲンティンとアライアンスグローバルの合弁によるプロジェクトの計4つのIRが開業する予定。国営企業PAGCORは、ソラーレのオープンにより今年のフィリピンのゲーミング市場を25億ドルと推計。4つのIRが揃う2017年には、シンガポールやラスベガスを抜き、100億ドル規模の売上を見込むとしている。