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ロシアのアゾフシティのゲーミング特区廃止、ソチに新たな特区

2018/ 10/ 29

ロシア政府の政策によりモスクワのカジノが廃止され、代わりに都市部から離れた地方に設けられた4つのカジノ特区の内、クラスノダール地方のアゾフシティのカジノ特区が2018年12月31日をもって正式に廃止されることになった。
アゾフシティのカジノ特区廃止計画は既に2015年から浮上していたが、これまでは既存のカジノ施設の営業は認められていた。しかし今回の決定により現在アゾフシティで営業している3軒のカジノは撤収を余儀なくされる。
一方でロシア政府は同じクラスノダール地方の、2014年冬季五輪の開催地であるソチ市のクラスナヤ・ポリャーナ地区を新たなカジノ特区に指定し、民間資本による開発を呼びかけている。
ロシア政府によって設けられた4つのカジノ特区の中では、これまでのところウラジオストクに近い極東のプリモヤール地区が、Summit Ascent Holdingsが経営するカジノリゾート「Tigre des Cristal」を筆頭に健闘している模様。by Resocasi.com