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ウィン、UAEに「統合リゾート」施設建設へ 、カジノ含む可能性も

2022/ 01/ 31

ウィン・リゾーツは、アラブ首長国連邦のラスアルハイマ沖の人口島マルジャン島に「ゲーミングエリア」を含む数十億ドルの統合リゾートを開発すると発表した。マルジャン島は4つの島からなる270万平㎡の埋立地で、計画は地元に拠点を置くデベロッパーのMarjan Properties、ホテル・レジャー事業者のRAK Hospitality Holding LLCと共同で進められ、2026年オープンを予定している。設計と開発の初期段階にあるというこのプロジェクトには1,000室以上のホテル、ショッピングモール、会議・コンベンション施設、スパ、10以上のレストランとラウンジのほか、幅広いエンターテインメントなどが予定されているという。ラスアルハイマ観光開発局も1月25日、新計画の一部にゲーミングを含むことを肯定する声明を出した。当局によるエンターテイメントやゲーミングの規制担当部門は「世界各地で統合型リゾートの一部として運営されているゲーミング規制の最良な事例」に沿って、国内の社会的、文化的、環境的背景を考慮したライセンス、課税、運営手順、消費者保護策などを網羅する、としている。またこの新部門の最優先事項は「あらゆるレベルで責任あるゲーミングを保証する強固なフレームワークを構築すること」であるという。
ウィン・リゾーツの2021年第3四半期末の流動・長期負債総額は117億4,000万米ドルで、うちマカオ関連の負債が57億7,000万ドルを占めている。 By Resocasilcom