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海外から日本への帰国時待機ルール大幅緩和、指定国除き3回接種者は待機期間不要に

2022/ 03/ 03

3月1日から海外から日本に入国する際の待機ルールが大幅に緩和され、海外旅行が身近なものに戻りつつある。3月3日には新たに13か国・地域の指定が解除され、帰国時に検疫所指定の宿泊所で待機が必要となる指定国・地域は以下の27か国・地域のみとなっている。(ベトナムは3月2日に指定された。)

この27か国以外の国から帰国する場合、入国時の検査が陰性であれば、ワクチンを3回以上接種し有効な接種証明書を所持している人は待機期間なしとなる(ワクチンの種類に規定あり)。ワクチン接種が2回以下の場合は7日間の自宅待機が必要だが、3日目以降に自主検査を受けて陰性であれば待機が解除される。(いずれも帰国日の翌日から起算)

このルール改正で、アメリカや多くのヨーロッパ諸国、オーストラリア、タイ、フィリピンなどへの海外旅行が可能となり、帰国後もすぐに日常生活に戻れる可能性が高まった。ただし1日あたりの入国者数がまだ5,000人に制限されていることから注意が必要。今後も各地の感染状況によりルールが日々変更されるとみられるため、常に最新の情報を確認する必要がある。

《検疫所が確保する宿泊施設で待機を求める指定国・地域》

イスラエル、イラク、イラン、インド全土、インドネシア、ウズベキスタン、エジプト、韓国、カンボジア、サウジアラビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スリランカ、トルコ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ブラジル(パラナ州)、ペルー、ミャンマー、メキシコ、モルディブ、モンゴル、ヨルダン、ロシア全土、ベトナム

《3月3日午前0時より解除された国・地域》
カナダ全土、ブラジル(サンパウロ州)、レバノン、イスラエル、アラブ首長国連邦、アルバニア、オマーン、イタリア、英国、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、フランス