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アラブ首長国連邦のウィンリゾーツ新施設「ウィン・アル・マジャン・アイランド」完成予想図など発表

2023/ 04/ 28

ウィンリゾーツが現地パートナーとともにUAEのラアス・アルハイマで手掛ける39億ドルのカジノプロジェクトのデザインビジョンなどの概要が発表された。先月(3月)から建設工事が始まったこのプロジェクトは、その所在地である人口島の名をとって「ウィン・アル・マジャン・アイランド」と名付けられ、2027年初頭のオープンが予定されている。

ホテルの規模は客室・ヴィラの総数が1,500室に上り、カジノのほか24のダイニングとラウンジ施設、スパ、ショッピングアーケード、イベントセンター、「ユニークな演出」が行われるシアター、毎晩行われるレーザーと光のショーなどが計画されている。

CBRE Securities のアナリストによると「ウィン・リゾーツはジョイントベンチャーの40%の権利を持つが、高級ホテルなどの契約と同様の管理費及びライセンス料を受け取るため、実質的な財務面では40%超になる」という。またリゾートの総面積は51万1,000㎡で、このうち1万1,500㎡を小売スペース、9,300㎡をMICE施設、20,800㎡をカジノフロアが占めるとみられ、カジノが総床面積に占める割合は約4%とWynn Las Vegasの2倍以、Marina Bay Sandsの3%未満と比較しても大きい。規制体制についてはまだ公開されていないが、経営陣はGGRの10%から12%の範囲のゲーミング税の課税を予想しているものとみられる。By Resocasi.com