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ウィン・マカオ第1四半期は減収減益、日本のIR再公募に関心も「条件次第」

2025/ 05/ 17

Wynn Macau Ltdの2025年第1四半期の営業収益は約8億6,589万米ドル、前年同期比13.3%減だった。調整後EBITDARは2億5,210万米ドル(25.8%減)、営業利益は1億2,710万米ドル(38.3%減)と軒並み減収減益となった。ウィン・マカオとウィン・パレスの両施設でカジノ収益が減少、VIP客の勝率が業績に影響したとされる。一方で、フードホール「グルメ・パビリオン」の開業により来客数が増加するなど、集客には一定の成果も見られてる。今年のマカオでの設備投資額は最大3億米ドルを見込んでいるという。

決算説明会では、グループのクレイグ・ビリングスCEOが、日本政府によるIRの新たな公募の可能性について触れ「条件が整えば検討する」と発言した。ウィン・リゾーツは2020年に日本でのIR参入への取組から事実上撤退、横浜オフィスを閉鎖した経緯がある。By Resocasi.com