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各国カジノ マカオやシンガポールに続け

2011/ 04/ 11

昨年のマカオのゲーミング売上はラスベガスの4倍に達し、今年に入ってからもなお成長が続いている。また昨年2つの統合カジノリゾートがオープンしたシンガポールでも、海外からの旅行客数が史上最高の1,160万人に達し、経済成長率は約15%を記録、今年のゲーミング売上はラスベガスと肩を並べると予想されている。これに続けとオーストラリアでは多くのオペレーターが既存の施設をアップグレード、また他のアジア諸国でもカジノを観光誘致の目玉にしようとの動きが盛んとなっている。ベトナムのダナンではスケールは小さいものの、クラウンカジノや5つ星のホテルやショッピング、コンベンション施設などを備えたシルバーショアズ・インターナショナルリゾートが営業、ダナンへの外国人観光客誘致に貢献しているという。ベトナムでは法律で自国民がギャンブルすることを禁じており、カジノ施設の数なども厳しくコントロールされているため、ベトナム人は国境を接しているカンボジアに出向いてギャンブルを楽しんでいる。ダナンの開発担当部門の担当者は近い将来、法律の見直しが行われベトナム国民も自国でゲーミングを楽しむことができるようになるはずだと期待を込めて語った。またホーチミン市近く、ホートラムでは、カナダのエイジアンコースト・デベロップメント社がMGMリゾートなどと手を組んで、巨大なカジノリゾート施設の開発を進めており、2020年までに2つのカジノと5つの高級リゾ―トを完成させる予定だという。