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ロシアのウラジオストクでカジノ建設始まる

2012/ 12/ 04

ロシアの新聞の報道によると、ロシア政府がカジノ特区に指定した4地区のうちの1つ、プリモヤール地区のウラジオストクで1軒目のカジノホテル建設が始まった。総額およそ20億ドルのプロジェクトは3期に分かれて進められ、第1期は2016年に完了する予定。計画にはカジノ、ホテルの他、ヨットクラブ、多目的に使用可能な商業・エンターテイメント施設、そのほか多数のレクリエーション施設など観光客向けの施設建設が含まれている。開発を担当する国営企業は今年7月にプロジェクトの概要を発表し、企業の参画呼びかけたが、それによると現地の雇用増加、観光産業の振興を図るため、ゲーミング税0%を考慮している模様。
ロシア通のある著名なアメリカ人の学者は、ウラジオストクは既に日本や中国との間で違法な物品の売買や盗難車輸出入の拠点として悪名が高く、カジノが出来れば資金源あるいはマネーロンダリングの場として犯罪組織が集まってくるのでは、と語っている。