リゾカジ カジノレポート

2013年旧正月のソウル

* 韓国 2013/ 02/ 17 Written by 中宝

コメント( 6)

2月9日、旧正月と連休が重なってしまいました。

マカオ行きをたくらんだのですが、リスボアが取れず、激混みということで断念しました。
韓国も旧正月ではあるのですが、昨年の旧盆の時もソウルに行き、それなりに楽しむことができました。地元相手の店は休みになってしまいますが、カジノや観光客相手の店は営業しています。若い人たちは帰省しないことも日本と同じように多くなってきたとも聞いています。

ちょうどインターコンチネンタルホテルのアンバサダー会員の特典、週末連泊の時に使える1泊無料というクーポンがありましたので、これを使うことにします。
飛行機はいつも通り、ソウル発券、ソウル発着のANAビジネスです。しかし、円安のため、うんと得だったこのコースも、だんだん厳しくなってきました。

いつも通り、朝一の便に乗りますと、鮎男さんから声をかけられます!ビックリです!マイル修業のため、羽田に一旦寄られたとのこと、上級ステータスを維持するのは大変です。

フライトは順調でしたが、空港に着いてからが大変でした。ANAの直前に中国からの便が2機到着したらしく、入国審査がすごい列になっています、旧正月のために係員が2人しかいません。
ここで左の列に並んでしまいましたが、大失敗です。あまりの混雑にどこからか係員を補充して次々に窓口を開いたのですが、全部右側。
2つに1つで間違ってしまうのは、バカラでの苦戦を連想します。結局45分も並びました。中国人観光客おそるべし、です。

通貨の申告は並んでいませんでした。ここで鮎男さんと再会、さぶろうさんと共に、一緒に送迎車に乗せていただくことになりました。ありがたや
気温は報告によると氷点下ですが、この時はそんなに寒くは感じませんでした。
道路はすいています。ソウルから地方に行く道路は混雑がひどかったようですが、それもピークは過ぎ、ソウル市内にはあまり車が残っていないのかもしれません。いつもより早くCOEXに到着します。

 だいぶ早めでしたが、またもやインターコンチネンタルホテルはチェックインさせてくれました。

 とりあえず、探検と昼ごはんを食べにさぶろうさんとCOEXの中を歩きます、やはりけっこう店が閉まっています。いくつかあいている店から、地元のサラリーマンも入っているビビンバ屋さんに入りトルソビビンバをお願いしました。アツアツの石焼で、まあまあおいしいですが、かなり辛いです!6500ウォンと値段も安いです。

 腹ごしらえも済んで、カジノです。まずレモンジュースを飲んでと思ったら、レモンジュースがなくなっています。ショックです。ちょっとレモンジュースばかり飲みすぎたかもしれません。

 気を取り直して、50万円を両替します。5685000ウォンでした。円安です。まあ勝てば関係ありませんが、負けるとこたえます。絶対勝たないといけません。

 あと、卓のレイアウトが変わっていました。バカラを少し多くしたのかな。中国人観光客対策かと思われます。

 100000ウォンのバカラに座ります。ツラにはなりませんが、そこそこ団子状に目が固まり、プレイヤーの2目がほぼ鉄板な状況が続き、少しづつチップが増えます。ペアタイは取れません。
ファーストベースがCOEXでは珍しいアメリカ人。なかなかいいゲームをしてました。2時間ほどで中座。160万ウォンくらいの浮きになっています。
2泊3日で来てますが、もう私的にはやめていい水準です。旧正月でなかったら、街歩きに行っちゃうところですが、どこもやってません。
ここからは、水面下には行かないようにすること、できれば少し増やして終わること、という難しい段階になります。実はこれが一番難しい、ちょい負けの状態のほうが、ゲーム展開としては面白いのです。贅沢な悩みですが。

 もう一つ、シルバーカードのポイントを、プロモーションチップに換えてもらいました。3枚の10万ウォンの普通と色の違うチップをもらいます。これを1回賭ければ、配当と共に、現金チップに変わります。負けると取られます。ノンネゴと違うのは、元チップも現金チップになることです。プロモーションチップ3枚が4枚の10万ウォンの現金チップに変わってくれました。

 晩御飯はまたも鮎男さんに音頭を取っていただいて、「オパルタン」に行くことになりました。

COEXからワンブロック。ミノとホルモンの質の良さで知られます。旧正月でしたが、けっこうなお客さんが入っています。観光客ばかりでもないようです。肉質も相変わらず良く、ミノチャーハンもパッピンスもおいしかったです。ここははずれがありません。

食事の後は本格的には打ちませんでした。前の日に遠足の前のように眠れなかったこともあり、早めに部屋に引き上げます。21時くらいだったでしょうか。MTVで昔のPOPSとかをやっているのをぼんやりと眺めます。明日はどうしよう、古宮にでも行きましょうか。

 2日目です。いつものように朝早く起きます。朝のカジノにはお宝が埋まってます。軽くプラスを重ねて、一旦両替です。73万円と3万ウォンになりました。

 
 しばし考えましたが、「ノンヒョンサムゲタン」というサムゲタンの店に行くことにします。「土俗村」と並ぶサムゲタンの有名店で、ソウル一という人もいます。江南区庁駅から歩きます。そして、今の時期のソウルがとんでもなく寒い、ということにようやく気付きました。ほとんど凍えながら店に到着、アワビ入りの豪華サムゲタンを頼みます。ビールも頼んじゃいます。

 28000ウォンと、アワビ入りは高価です。しかし、大きなアワビが2つ入っていました。24時間営業で、365日やってます。生後40日から49日までの若鳥を使うそうです。背肉はしっかり、あとの部位はとろとろになるまで煮込んであります。隠し包丁のためか、匙で容易にバラバラになります。塩を入れなくても、ダシがよく出ていて、非常に旨い。確かにここの店を推す人が多いのもわかりました。

 ゆるゆるとカジノに帰ります。寒いので古宮に行くのはくじけました。そこからよさそうなところに乱入してみますが、どうもよくない。結局7連敗です。もちろん賭け金は少なくしているのですが、どうにも儲けを削られます。
結局朝の両替の時点が最高値で、どんどんズブズブになっていくのでした。

ようやく晩御飯の時間になります。今度こそ本当にヤメです。勝ちがあるうちに確定させちゃいましょう。まだ12万円くらいは勝っているはずです。


 「プロカンジャンケジャン」が旧正月にもかかわらず開いていました。昼に調査済みです。実はキムチ博物館とかも見に行ったのですが、正月休みでした。江南店はCOEXから道路を一つ隔てたワンブロック左にあります。揉めた姉妹の「ソベッチャのカンジャンケジャン」も近くにありますが、そちらは正月休みでした。
ワンブロックでも大変寒かったです。近いから大丈夫じゃない、とか言ってしまって薄着で出かけたさぶろうさんは凍死寸前でした。

 寒いので、カンジャンケジャンではなしに、コッケタン(蟹鍋)を頼みました。ケランチムと緑豆チヂミも。コッケタンは暖かいがとても辛い。そこで、ご飯も頼んで、汁に入れて辛さを和らげることにします。体に染み透る食事でした。しかも、勝ってるから、というので、さぶろうさんがおごってくれます。伊達に薄着をしているわけではないですね。喜んで遠慮なくごちそうになります。

 またもアムンゼン隊のように寒さの中を走ってカジノに戻ります。今日はもう打ちません。今度こそ打つとマイナス領域まで沈む可能性が大です。
 部屋でゆっくり過ごします。ずいぶんリゾカジの方がCOEXにおられたようですが、挨拶もできずにすみません。

 さて、もう最終日です。朝6時に起きますが、朝食に出かけます。カジノには寄りません。
 新沙の駅の近くにタロクッパを食べさせる店があったはずなので、探したのですが、ありませんでした。後で確認すると、少し場所が移動しておりました。
 そこで、「全州チョングッチャン家」という店に行きました。納豆汁です。ここも24時間営業です。お店には先客が一人だけ。その方もチョングッチャンを食べていました。
 注文はもちろんそれにします。もやしなどのおかずと、空のボウルにごま油と味噌が少し入ったものが置かれます。どうやらご飯とおかずと納豆汁を入れてこれでビビンバを作れ、ということのようです。
 やがてあつあつの鍋がやってきます。思ったより匂いはきつくなく煮豆のような感じでもあります。この店は、おかずがとにかくおいしかったです。納豆が嫌いでなければ、健康的で、こういう朝食も悪くないと思います。7000ウォンでした。


さて、まだ時間もお腹も余裕があります。地下鉄を乗り継いで、「江南麺屋」の本店に行くことにします。道は溶けきらない雪で凍っていますし、気温はうんと低いですが、北朝鮮では冬に冷麺を食べるものだ、と聞いたことがあります。

 11時間から営業、とガイドには書いてありますが、15分くらい前に到着しました。しかし、中にお客さんはいて、冷麺を食べているようです。入ってみると、もうちゃんと営業体制になっていました。
 水冷麺をお願いします。店が清潔で、気持ちいいです。すぐにやかんの「ユスク」が運ばれます。このスープでだいたい店の方向がわかります。ダシが濃厚だがくせのない味で、とてもおいしい。大根の細切りキムチも、最後に甘さがくる冷麺用のもので、よく考えているなあ、と驚きます。
 冷麺がきます。細い麺です。しかし、しっかり腰があって、噛み切るのは容易ではありません。スープも酢やからしは当然テーブルに置かれますが、なにも入れなくて十分なうまみがあり、完成度が高いです。これは大満足です。madamadaさんが推薦するのもわかります。
 ソウルの冷麺というのは、本当にいろいろ方向性があって、どれがどうというのは、まだ勉強不足でわからないのですが、最高峰の一つにランクされるは間違いないでしょう。8000ウォンの贅沢でした。

 今回は一人ですので冷麺しかいただかなかったのですが、この店はカルビチムというもう一つの看板メニューがあります。いただいてみたいものです。

 昼前にカジノに帰ります。もう手銭では打ちたくありません。

 そういえば、ポイントがまた10万は超えていたのを思い出し、プロモーションチップの10万をいただきます。乾坤一擲、バンカーのスダレのところに置きますが、勝つには勝ちますが6で、配当が半分です。15万ウォンの現金チップになりました。
私の感覚では、これでヤメ、というお告げと取りました。
 あとは見知った方の応援に回ります。といっても、応援がなにか意味があるわけではありません。有難迷惑、ということもありますが。

 さぶろうさんが奮戦していました。一応儲けは確定させて両替した、と言われたので、卓にあるチップは浮き分なのでしょう。しかし、苦労が続きます。ところが突如、「オールインします」と宣言してから、プレイヤーの目がぐんぐん伸び始めました。
 最初の何目かは、無責任にいろいろ言ってましたが、何目かするともう儲け確定ですから、あとは伸びるのを応援するだけです。負けはないのですから。
結局タイ2つを入れて14目伸び、鮮やかな勝利。しかもヤメ時も見事でした。1回バンカーに目がいった時点で両替。ちょうど飛行機の時間ではありましたが、思い切りがよいいいヤメ方でした。


 さて、私は20時過ぎの飛行機なので、まだ時間に余裕があります。そこで旧正月でもやっている街、明洞に行きました。
旧正月でもやっていることを確認したマッサージ店で足裏マッサージを受けます。「明洞TOPマッサージ」という店です。
角質除去からパラフィンパックからエアマッサージまで70分やってもらいます。48000ウォンですが、それだけの価値があったと思います。楽になりました。


 結局、キャッシュバックを入れて、13万円とウォンが少しの勝ちで終了です。初日終わりからはだいぶ減らしましたが、一応経費以上になっているし、旧正月にもかかわらず、おいしいものもたくさんいただきました。友人の素晴らしいプレーも間近見ることができましたし、いい遠征になったと思います。次回は3月かな。


このReportへのコメント(全 6件)

2013/02/19(Tue) 00:55

madamada

あれ?中宝さん、早い…
私より1週遅く行ったはずなのに、もうリポートが上がっている…。
(あ、私が遅いだけですね…SNS版をまとめてあげるだけにしようと思っていたのですが、細々と加筆・修正していますが、遅々として進みません)

私は江南の方はほとんど知らないので、とても参考になります。
今年はCOEXにも出没するつもりなので、
前回も記しましたが、是非、カルビチム⇒ボックンパ、ご一緒しましょう!


2013/02/19(Tue) 03:05

中宝

madamadaさん、やっと行きましたよ、江南麺屋。
ご主人が店全体をきちっと目配りしている感じがよい雰囲気でした。
従業員さんもテキパキ働く感じで。

江南の方はまだまだおいしそうな店の宝庫で、しかもあまりガイドブックに
載っていません。探検しがいがありそうですよ。


2013/02/19(Tue) 09:10

大元

中宝様

勝利帰国おめでとうございます!!

また、何時もながら、グルメリポート参考になります。
土俗村のサムゲタンは食しましたので、ノンヒョムサムゲタンに
トライしてみたいです。

大元拝

追伸

大阪、北新地にあるプロカンジャケンジャンは、私が通る時は何時も
閑古鳥です!!


2013/02/19(Tue) 09:24

中宝

大元様

ノンヒョンサムゲタンも土俗村と同じように、ローストチキンもあります。
それもおいしそうでした。あんなに雰囲気のある建物ではありませんが。

大阪のプロカンジャンケジャンは客入りが悪いですか。
旨いものの費用対効果が特に問われる関西では厳しいかもしれないですね。


2013/02/22(Fri) 19:29

ken565

中宝様

貴殿のグルメリポートを楽しみにしております!

父親が好きなので訪韓時は土俗村へ毎回行っておりましたが、
あの混雑具合がどうにも耐えられず・・・ ^^;

春休みに家族で訪韓予定ですので、ノンヒョンサムゲタンに行って
みます。


2013/02/22(Fri) 23:47

中宝

ken565さん
ノンヒョンサムゲタンは3店舗あるようです。江南に2店舗、ヨンドンに1店舗。
本店が一番大きくてよさそうです。
サムゲタン以外にもいろいろおいしそうなメニューがたくさんありますので、
家族で行かれていろいろ味見してみるのも楽しそうです。
アワビ入りは贅沢で、ちょっと邪道かもしれませんけど、おいしかったです。


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