リゾカジ カジノレポート
世界の街で発見!こんなところにカジノ・・・カンボジア編
アジア 2014/
04/
19 Written by
イチロー
う~ん、何処へ行こう?
タイの正月休み(4月12日~17日)の計画に出遅れた感のある私は少々焦っていた。このまま黙って家にずっといて外で水をかけられるのも癪だし、できれば国外へ出たい。それもカジノのあるところへ。
しかし今更チケットもとれないし、いつも行くポイペットはタイ人で激混みだろうし。。。
いろいろ悩んだ挙句、そうだ、まだ行っていない国境カジノがある!とひらめいた。人間追い詰められると素晴らしいアイデアが出るものである。
さっそくネットで調べるとポイペットからさらに南へ100キロくらいの国境にパイリンという街があってそこにはカジノが4~5軒ほどあるそうである。しかもタイ人でかなり賑わっているという。
「ここだ!これなら車でも行ける。」と思った私は、さっそくK君に計画をもちかけるとソンクランに暇している彼は一も二もなく飛びついた。ちなみにK君とは前回のレポートでも書いた超節約カジノの達人で、2万円で2泊3日遊ぶという御仁である。彼の今回の予算は1万B(3万円)である。しかし今回は見ず知らずの土地である。最後までもつだろうか?若干心配ではある。
さてお気楽2人組の我々はホテルの予約もせずに一路パイリンへ向かって車を走らせた。いつものポイペットへの道を途中から県道に入り南下するルートである。途中水掛けの子供たちが道路沿いから水を浴びせかけるので危ないことこの上ない。
このタイの正月というのは別名水掛け祭りといって、水を掛け合うことが、縁起が良いこととされ、見ず知らずの人に水をぶっかけても良いという極めて乱暴な祭りである。ちなみにこの時期タイでは交通事故が急増するそうである。
1時間ほど県道を走るとK君が「あ、国境があった!」と叫んだ。タイ語が読める彼は標識を見逃さない。こんな時一緒に来て良かったと思うのだが、これがとんでもない間違いと気づくのはかなり後になってからである。
さて県道をさらに折れて、細い道を行くとようやく国境らしきものが見えた。タイから来た人のために巨大駐車スペースもあり、国境のゲートも空いていた。さすがにここまで来る外人もいないようである。
さて無事国境越えを果たした我々は、街の人にカジノがないか?聞いてみた。すると2軒あって、一つはリオカジノもう一つはドラゴンなんちゃらカジノと言う。ん?ネットで調べたカジノと名前が違う。それにもっとあるはずだ。と、多少変だなと思いながらもとりあえず目の前のリオカジノにチェックインした。宿泊料は750B(2500円)。
部屋は田舎のビジネスホテルの風情。でも部屋があるだけ有難い。さてさっそくカジノの様子を見に行くと、やはり田舎のゲームセンターの雰囲気。バカラテーブルが10台近く並んでいて、その周りに申し訳程度のスロットが置かれていた。しかも動いているテーブルは4台くらいでどのテーブルも満席状態である。
少しテンションが下がったが、それでもテーブルを覗いてみるとなんと
現金賭け!
タイの100バーツ札や中には20バーツ札まで飛び交っている。まさに鉄火場である。「これは入りづらいなぁ」と思ったが、ここまで来て指を加えているわけにもいかない。1時間後には100B札を握りしめて、「バンカーだ、プレーヤーだ」と言っている自分がいた。
さてその夜大変な騒ぎがあった。夜食事からカジノに戻ると、国境のゲートの前大勢のカンボジア人が集まって異様な熱気に包まれていた。さらにゲートは閉じられていて険悪な雰囲気である。後で聞いたところによると元々仲の悪いタイとカンボジアなので、国境でけんか騒ぎがあって(なんでも死人も出たそうだが)、ゲート封鎖をしていたそうである。幸い次の日には騒ぎが収まっていた。
「何か変だなぁ」と思いつつその晩はそのカジノで過ごしたが、街の人に聞くと「近くに別のカジノがある」という。そこは5軒くらいあって、ここよりもかなり立派だという。
どうやら我々は目的地を間違えたようである。ここはバンレムという街でまったく別物であることが分かった。「何てこった」我々は別の所で遊んでいたのだ。
翌日タクシーをチャーターして、再度パイリンを目指した。こうなるとカジノに遊びに来たのか、旅をしに来たのか分からなくなってきた。行く道も途中オフロードになって、さらに農道のようになり、牛の群れを連れた子供に出くわしたときはバックパッカーのような気分になった。
それでも急に視界が開け、大きなカジノが集まっている地帯に出た。そこは周囲とは別世界でたくさんのカジノが林立していた。丘陵にあるダイヤモンドクラウン、近代的なパイリンフラミンゴ、奥まったビクトリア、それに隣接したゴールデンクラウンなど。
我々が泊まったホテルはビクトリアカジノで、1700バーツと多少高いが、天井も高く満足のいくホテルだった。それぞれのホテルを一通り回ってみたが、外見の立派さとは裏腹にどこも鉄火場カジノだった。唯一ビクトリアだけが、チップを使っていて雰囲気も大人だったが人がいなかった。
中でも一番下衆かったのがゴールデンクラウンで、ごちゃごちゃとした中でタイの音楽が流れ、むにゃむにゃという言葉を話す人たちが札束で賭けている様は「千と千尋の神隠し」の世界である。
ただK君にとっては波長が合うところがあったのか、カジノウオーという単純に数字の高い方が勝つというゲームでしっかり稼いでいた。
私はビクトリアで、他に客もいなかったので思う存分絞らせてもらったが、どうもベットアップすると相手に必ずナチュラルが出るというどうにもやりづらい展開で結局へこんでしまった。
翌日再びタクシーでバンレムに戻り、そこでもさらに傷口を広げようやく長いようで短い旅が終わった。帰りの車中でK君から「イチローさん、カンボジアはまだまだ未発見のカジノがありますよ。それを全制覇するツアーを企画しましょう」という提案があったが、それに乗る気は今のところない。
最後に今まで分かったカンボジアのカジノマップをK君に頼んで作成してもらったので、興味のある人は参考にしてください。
プノンペン・・・近代的なナガカジノあり。いつでも予約可。ホテルも4スタークラスで、レストランも充実。テーブルゲームもだいたいそろっている。バカラのしぼりはだいたい100$からとけっこう高めの設定。韓国、中国人多し。
ポイペット・・・バンコクから250キロ、車で3時間半。7つのカジノホテルがあり、ミニマムベットも安くバカラの修行場。リゾカジでもたびたび取り上げられる。
バンレム・・・我々が最初に間違っていった所。ポイペットからさらに南へ70キロ。しょぼいカジノが2軒。話のネタに。
パイリン・・・バンレムからさらに南へ50キロ。4つのカジノホテルがあり、そこそこ賑わっているが、現金賭けの鉄火場カジノ。外人はほとんどいない。
バペット・・・ホーチミンから車で2時間、ベトナム人のためのカジノ。プノンペンから陸路で行ってはいけない。数は分からないが、ポイペット並みにカジノホテル有。最近引田天功プロデュースのカジノもオープンしたとか。ドル賭けでミニマム10$から。
もし未調査のところに行ったことがある人がいたら、是非カンボジアカジノマップを完成させるのにご協力ください。
2014/04/21(Mon) 13:37
ダムダム
イチロー様
ご無沙汰しております。
話に聞いていたK君ですね なかなかやりますね。
明日から訪タイします。5月2日よりBKKにも行く予定です
時間がありましたら一杯やりませんか?
5月末までタイに居る予定ですので ポイペドかメーサイあたりで一緒に
絞りたいですね
また連絡下さいませ。
2014/04/22(Tue) 13:14
イチロー
ダムダムさま
お久しぶりです。5月は日本に行ってしまっています。調整できればいいのですがまだ予定がはっきりしません。
2014/04/26(Sat) 18:28
カジッコ
イチロー様
初めての書き込みです。
カジノのルールには詳しくありませんが、雰囲気が好きでカジノに出掛けている者です。
カンボジアのカジノは、ポイペット、プノンペン、シアヌークビル、コーコンそしてケップでプレイしました。
その時の事をHPに少しだけ書いていますので参考にしてください。ただし、情報としては古い物もあります。
http://www.geocities.jp/taka7higa15/in-out.htm
(ポイペット、シアヌークビル、コーコン)
http://www.geocities.jp/taka7higa15/vietn.htm
(ケップ)
これからもレポートを楽しみにしています。
2014/04/26(Sat) 21:32
イチロー
カジッコさま
貴重なレポート有難うございます。
特にシアヌークビルは、リゾートとしても素晴らしいと聞いているので次のターゲットとして考えています。もしよかったら周りの景観や食事、ホテルなんかも教えてください。
イチロー
2014/04/27(Sun) 23:48
カジッコ
イチロー様
シアヌークビルには数回行っていますが、毎回新しいホテルが出来、カジノも増えています。
前回行った時には、町の中心地的なゴールデン・ライオン周辺にも新しいカジノが出来ていました。
シアヌークビルはヨーロッパ人も多いので、食事などはポイペットより美味しい物があります。
街自体はそれほど大きくないので、バイタクやトゥクトゥクで移動しても数ドルで十分です。
昼はビーチ、夜はカジノとリゾカジっぽい旅が楽しめると思います。
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このReportへのコメント(全 5件)