リゾカジ カジノレポート

マニラハイアットキャッシュバックプログラム報告【フィリピン】

* アジア 2009/ 01/ 06 Written by たかおじさん

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12月28日から31日まで、ハイアットマニラホテルアンドカジノに行ってきました。
8月にLVで大きく負けて4カ月の放牧状態。でも、そろそろ復帰テストをしたいと思い、リゾカジメンバーの少ないマニラまでこそっと遠征です。

■ 初日

カジノ3Fにある販促オフィスに直接訪問し、「PAGCOR PRIVILEGE CARD」を作成するとともに、コンセルジュという肩書の販促の方からシステムの説明を受ける。
日本語スタッフもいるが今日は休みとのことで、全て英語でのコミュニケーション。
私にとってはちょっと辛かったが、何とか理解できた。

キャッシュバックの率は、ローリング金額の1.1%、他に、ハイアット内で使用可能なクーポン0.1%が貰えるとのこと。バカラのハウスエッジは、バンカー1.06%、プレイヤー1.24%のため、半分程度がキャッシュバックとなる計算だ。これなら、勝てない訳がない。
ノンネゴシエーション(N.N.)チップを使用するため、3Fの限られたエリアでのプレイとなる。
バカラのみで、スーパー6のテーブルが4台。コミッションが2台。
他のエリアでは、キャッシュチップの使用となるため、キャッシュバックの対象とはならない。
まずは販促オフィスで、日本円をペソに両替してもらう。

0.5の換算レート。1百万円がちょうどPHP500K。

販促の案内で、キャッシャーで一旦キャッシュチップを購入し、隣のN.N.チップカウンターでN.N.チップに交換。台帳となるカードに購入額、合計額が記載され、サインをする。このカードの記録がキャッシュバック対象だ。
テーブルでN.N.チップを使用して、勝ったときはキャッシュチップが貰える。
貯まったキャッシュチップは、N.N.チップカウンターでN.N.チップに交換することになる。
N.N.チップは四角、キャッシュチップは丸なので、間違えることはない。ある程度キャッシュチップが溜ってくると、販促が交換に行ってくれることが多かった。

さて、16時勝負の開始。
MIN6K、MAX(テーブル)200Kのコミッション台だ。

最初のシューは41Kのマイナス。
次のシューでは、ばらつく罫線に翻弄され、320Kの負け。
手持ち資金は139Kとなる。
マニラくんだりまで来て、たった2時間でパンク!?

早速、テーブルを変える。
今度はMIN2K、MAX(ボックス)20Kのコミッション台。

いきなり、8回のバンカーツラ。
その後、7回の横ツラなどもあり、430K増やし、原点復帰。

MAX20Kだが、ボックスが空いていればそれぞれに20Kを置けるので、勝負がしやすいテーブルだ。その後も少し増やし、初日は結局250Kのプラス。
750Kをキャッシャーにデポジットしていただく。
宿泊は隣のダイヤモンドホテル。たった50mの距離だが、危険防止のため早めに終了した。
約50万円の儲けで、安らかに就寝。

■ 2日日

朝早く目が覚め、ホテル1Fの有楽園で朝食。
そこそこ美味しい日本食だ。そして、9時前にはカジノに到着。
昨日ツキのあった台で再挑戦。
朝一番のシューは完璧。

タイ3回を挟み、17回のバンカーツラ。
7回の横ツラなどもあり、620Kの勝ち。
昼食時までに、所持チップは合計1,446Kまで膨らんだ。
日本円にして、2百万円弱の勝ち。

ハイアット前の居酒屋けん太で牛丼を食べながら、このまま終了にするか、5百万円を目指すか、楽しく悩んだ。その時点では、これが頂点とはまだ気がついていない。
結局、マニラじゃ観光も買い物も面白みに欠けるため、もう少しバカラを続けることにした。
午後一番のシューは、すべて裏目。

5連敗や7連敗が続出。
何をやっても勝てる気がしない。
同席した中国人のおじさんは、澄ました顔でさりげなく逆張りしてくる。
私も自分の逆張りができればいいのに、と思うほど。
掛け金を小さく済ませたにもかかわらず、結果221Kマイナスとなる。

次のシューはほぼイーブン。
しかし、その次は偏った連敗は無いものの、勝負のベットをことごとく落とし、240Kの負けとなる。
さすがに、ツキを変える必要と判断。
まだ17時にもかかわらず、ホテルに戻ってサンミゲル2本を飲み、夕寝する。
その後、有楽園で寿司を食べて、体勢は万全。

21時頃から再挑戦。
最初のシューで少しの浮きがあり、これなら行けるかなという気になる。
しかし、続く2回のシューで共に150K程度の負けが続き、深夜1:30に諦めて終了。
夜の外出を避けるという危機管理の意識はなくなっていた。ますます勝ち分が減っていき、午前中にあれだけ勝ったのに、初日と同じ750Kのデポジットとなる。

■ 3日日(最終日)

今日プレイしなければ約50万円程度の勝ちで終わることができる。
夏のLVの悲劇の再現が頭にちらつく。あの時は、初日に1.6百万円程の利益だったのが、帰りには2百万円の持ち金全部無くなっていた。
悩みに悩んだが、堅く勝負して負けない範囲でプレイすることにした。

勝ちも負けも100K以下の小さな動き。しかし、じりじり負けが増える。特に、テーブルMAXの200Kを平気で毎回賭ける我儘鯨中国人が出たり入ったり。これでは、思うように勝負ができない。
休憩を2回挟んで、10シュー実施。状況は全く変わらず。
大きな変化のない、平坦な動き。小さな負けの繰り返し。
22時を回ったところで、ギブアップ。所持チップを372Kまで減らした。
明日は大晦日でカジノ閉鎖のため、販促に言って清算していただく。

キャッシュバックは114Kもあった。
10M以上のローリングの実績。
ということは、日本円に換算すると、40百万円以上のターンオーバー。


カジカジの私にあらためて驚く。
PHPを受領したのち、日本円に換金するため何故かG階に案内される。市中の両替屋と組んでいる模様。換算率0.53で合計486Kが95万円となった。
11.5Kのクーポンは、ティップとして販促に渡す。大金所持での夜中移動のため、50m離れたダイヤモンドホテルの入り口まで、販促二人に同行いただき、「ハッピーニューイヤー!」


■ 反省点

カジノでは勝つ時も負ける時もある。長くやっていると必ず負けるのが理論値だ。
勝ち逃げを鉄則とするよう自分に言い聞かせているが、これがどうしてもできない。
2百万円の勝ちのチャンスが、原点程度。それも、やめると販促に宣言した後もう1シューを行い、小さいながらもプラスを逃した。分かってはいるのだが…。
でも、持ち金全部注ぎ込んだLVと比べれば、少しは進歩したか、と自分を慰める。
カジノ完全復帰は、もう少し時間がかかりそうだ。
しかし、今回もカジカジ。フィリピンバーのショーも、カラオケも行かず、ホテルとカジノの往復のみ。リゾを楽しめる日は来るのだろうか。


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【マニラの注意点】

不快だったのは、マニラではティップ(チップではない)狙いが蔓延。
無駄なおせっかい行動だらけ。トイレにはおじさんがハンドペパーを持って待ち構えているし、バカラテーブルに座っていると肩もみするおじさんが来る。
販促ですら、ずっと私の後ろに立っており、ホスピタリティ以上の行動。
挙句の果てに、「昨日、あなたは私にティップを渡すのを忘れた」と言い出す始末。
「勝ち分の10%をティップとして払え」と冗談交じりに言っていたが、もし今回勝ったならこれは冗談では済まなかったかもしれない。

大きな危険は、帰りの空港で遭遇。
ニノイ・アキノ空港では、3回の手荷物検査があるが、出国手続き後の検査で呼び止められた。
お金は申請済のため文句を言われる筋合いはない。
しかし、X線で札束が見えたのだろう。小型バックとスーツケースをひっくり返される。
職員はバッグの中から財布を見つけ、周りから見えないようにPHP500札を1枚引っぱり出し、「ティップ、ティップ」と言いながらくしゃくしゃに丸めて自分のポケットに入れた。
これを見ていた別の職員は、荷物を持って別の場所に行けと言う。
個室に連れていかれたらおしまいだと恐怖感を感じたが、影になったテーブルに移動したのみ。
また、意味のない質問を繰り返したのち、「ティップ、ティップ」。同じくPHP500札を渡し、立ち去ろうとしたが、今度は5人位に取り囲まれた。
財布に入っていた小額紙幣何枚かをテーブルに放り出し、走って逃げた。

ホテルで読んだ日本語新聞では、日本人被害者の殺人事件が、フィリピンではWWの50%を占めるとのこと。その原因の多くが、お金を持っているのに金を貸さない(あげない)、ティップを払わないなどによる逆恨みだという。
ティップを出す人は良い人で、出さない人は悪い人、というのが社会常識。
カジノ資金の大金を持っていながら、今回ティップを払わなかったら、きっと別室連行→麻薬等の不法所持名目の冤罪による逮捕となっていたかもしれない。
職員全員が汚職の文化では、何を言っても通じなかっただろう。

ともかく、3千円程度で生きて帰れたのだから、満足すべき。
でも、できれば2度とフィリピンには行く気がしない。
皆さんも、くれぐれも気をつけて下さい。命が惜しければ、マニラではティップを忘れないことです。


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