リゾカジ カジノレポート

アンヘレス@フィリピンの遊び方

* アジア 2008/ 09/ 05 Written by イチロー

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夏の想い出として、ちょっと面白いローカルカジノの開拓をしてきましたので、紙面をお借りしてちょっとご紹介したく思います。なお今回の遠征資金は、

ホテル代5泊+移動費 600US$
エアチケット(BKK-MNL) 700US$
遊軍(遊興+カジノ) 1,500US$
本隊 3,000US$
親衛隊 1,000US$

■ アンヘレスとは?

お盆休みに日本の友人に誘われて、フィリピンのアンヘレスシティに4泊5日で行ってきました。
アンヘレスというのはマニラの西150キロにあって車で約2時間、アメリカの元空軍基地です。
現在、米軍は移転したようですが、その名残は今でも残っていてちょい悪外人のたまり場みたいになっています。
そんな街ですからナイトのいかがわし度は、あのタイのパタヤの10倍はあろうかという感じです。さすが米軍です。無駄にアジアに税金をつぎこんでいません。

友人は毎晩ナイトツアーに出かけたようですが、私の興味はもっぱらカジノです。
昔はカジノ≧ナイト>美味しい食事だったのですが、年をとるにしたがい、最近はカジノ>美味しい食事>>>ナイトとひたすら品行方正になっています。

■ カジノの様子

前置きはさておき、こんな街にカジノが2件もあるのです!
ひとつはミモザクラブといって、街からちょっとはずれた保養地の中にホテル、ゴルフ場、それに付随してベガススタイルのカジノがあります。
規模はそんなに大きくありませんが、一応24時間営業、テーブルゲームも一応全部そろっていて、カジノフィリピーナが復活祭などで休みのときでも営業しているので、バックアップ機能ははたしているようです。

さてもう1件は意外なことに、かなり立派なカジノが街中にあります。
3階建てで1階がスロット、2階がテーブルゲームでVIPコーナーもあります。
3階はショーなどをやるフロアです。
フィリピンなのでバカラが主体ですが、バンカー6で勝つと賭け金が半額になってしまうというルールです。ちなみにこれはスーパーシックスとかいって、その専用ボックスに賭けると12倍になるので、6が出たりすると大騒ぎです。
また面白いのは、ポンツーンというBJの変則ルールで数字の10を抜いてある代わりに、圧倒的に子に有利なルールになっています。
( ルールの詳細はこちらで https://www.resocasi.com/report/asia/29/index.html 

まったくこんな有利なルールで負けるわけがないと思いましたが、それでも負けるときは負けるものです。

■ 食事

それから食事ですが、街自体はそこそこ大きな街なので一通りそろってはいます。
しかし味は…。

紹介されて行った街一番のイタリアン…友人いわく、「二度と来ることはないだろう。」
ホテルで聞いていったみんなが行くという中華…飲茶を頼んだが、「何これ?」
有名なステーキハウス…食堂です。

こういった中、面白い店を発見しました。
カジノの前にある日本のラーメン店。店に入ると妙に整然とした造り。従業員はみんな作務衣みたいのを着て、BGMは尺八です。なんかの宗教法人経営かと思いました。
ラーメンも変わっています。
最初に麺が土鍋に入ってきて、その後スープが運ばれてきて麺にかけます。2分間待ってからラーメンを食べます。麺がなくなると、最後にそのスープの中にご飯を入れて食べます。
なんかビストロスマップに出てきそうなレシピですが、これがけっこう旨い。ちなみにその後カジノで馬鹿ツキしたので、カジノへ行く人はその店に寄るといいかもしれません。
のぼりが立っているのですぐに分かります。

■ カジノ実践編

カジノに戻ります。
私のプレーヤーベットは平均2000ペソくらいですが、これでもけっこう張り頭になって絞れます。
最初の3日間はかなり慎重に打って、調子が落ちてくるとコマを減らしたり、ポンツーンで稼いだりと地道にやっていました。そのせいか遊軍がほとんど被害にあいません。
この中でゴルフをやったり、食事をしたりしたので実質プラスです。

しかし、そうはいかないのがカジノです。
最後の日、気の緩みもあったでしょう。それに睡眠不足にゴルフの疲れでなんとなくだらだらやって、気がついたら遊軍は一兵も残っていませんでした。負けに不思議の負けなしと言うそうですが、まさに反省しきりです。
ま、どっちみち予定の範囲だからと思えなくはないのですが、どうもすっきりしません。
こういう終わり方は良くないのです。勝つにしろ負けるにしろドラマがありません。帰ったらまたすぐにポイペットへ行きそうな雰囲気です。

そこで私はマニラへトランジットした後、最終決戦場としてエアポートカジノを選びました。
フライトの時間はPM7時半、カジノへ着いたのがPM3時。
まずまずの時間です。いよいよ親衛隊の出番です。手にした4万Pを握り締め、1階と2階を行ったりきたりしましたが、どうもマイナスの連鎖から抜けられません。

半分に減らした頃、最後の勝負のテーブルについたのがPM6時です。
マニラ特有のぐちゃぐちゃした罫線が、何となく水平に伸びだしたのです。ピンポン派の私としては、ピンと来るものがあって、Bが出た後、静かにPへマックスの8,000Pを置きました。相手は地元の兄ちゃんで500P張りで向かってきます。

最初に来た数字は8、それに5が重なり3です。
一方兄ちゃんは2からピクチャを重ねて2のままです。
私は最後の3枚目をそっと見たところ枠が…3のままです。
そのときはもう観念しました。こんな中相手が引くのはだいたい4か5なのです。もう飛行機の時間も迫っているし、もういいか。最近あきらめも早いのです。

案の上、兄ちゃんは3枚目をゆっくりと絞っています。
ピクチャならすぐに反すでしょうが、足がついている証拠です。ゆっくり、ゆっくり、でもやけに長いです。そしてチッと言う声でひっくり反したのはなんとセイピン!兄ちゃんはそのまま去っていきました。

その後にドラマが待っていました。
次はBにおいて、さらにスーパー6に1,000P置いておきました。すると来たのは9と7、Pは4からピクチャを引いてスーパー6の完成です。いつの間にか相乗りフィリピーナが5人いて全員大歓声です。
次に全力プレーヤー張りで、さらにタイに1,000P置いておきました。
するとBが起こしたのはナチュラル9。私は最初が絵札、2枚目を横絞りするとなんとセイピンなのです。ギャラリー全員私と同じく、タイに張っているので大声援。
私は縦絞りをギャラリーに向かってすると、みんなの表情で抜けたことが分かりました。

これで3連勝。ですが、この時点で時間は6時50分。
いくらエアポート隣接とはいえチップを両替して、タクシーに乗って、チェックインするともう限度です。ですが、ピンポンはまだ続いています。さっきがタイだったのでもう一度Pにマックス賭けして、もう負けてくれと念じながら絞りました。するとP+P、しかも相手はナチュラル9のきれいな負け。

私はその場でキャッシャーに走りこみチップを変えて、タクシーに乗ってチェックインをしたときは7時5分。搭乗手続きはその5分後に始まりました。密かにあと2手はできたかなぁとも思いました。

■ 最後に

アンヘレスシティけっこうおすすめです。
マニラから車をチャーターして2時間。ホテルもなんちゃって5スターがあります。

Written by イチロー@BKK


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