リゾカジ カジノレポート

WSOP Circuit Event初体験

* USA・カナダ 2016/ 08/ 13 Written by Dimes

コメント( 0)

少し前の話になりますが、WSOPのイベントに参加してきました。

3月某日、ロサンゼルスのバイシクルカジノを訪れました。

WSOPというとラスベガスのあのイベントを想像してしまいますが、ここで開かれていたのはCircuit Eventということなので、まぁ数ある地方イベントのうちの一つみたいなものかなと思います。
それでも、3月のほぼ1か月をかけてこのイベントが行われていました。
3/26と3/27がメイン・イベントで、それまでにサテライトをはじめとした多くのイベントがあります。

ポーカーは初心者で、トーナメントに至ってはデイリートーナメントに2回出たことがあるだけです。
ですがせっかくWSOPの冠のついたイベントです。
記念受験よろしく参加してみることにしました。


まずはエントリーを済ませ、時間があったのでカジノをぐるっと探検。
すると、窓や天窓から空が見えて、フレッシュな風が抜けていくフロアにたどり着きました。
喫煙フロアらしいのですが、人が多くなかったので煙は気になりません。
開放的な空間が気に入ったので、BJのMin $10テーブルに座りました。

白人の兄ちゃんが一人で座っていましたが、流れが悪いようでイライラモードのご様子。
参戦してみましたが、自分もよくない流れから始まります。
すると隣りのテーブルがなんとなく良さそうに見えたので、見切りをつけて切り上げました。
こんなとき最近は原点復帰を目指してしまうことが多かったので、この負け逃げはいい判断だったと思いました。

プレイ時間: 10分、成績: -$88 (-8.8単位)

隣りのテーブルは当たりでした。
一緒にいたコワモテ白人兄ちゃんの流れは悪そうでしたが、こちらはすごぶるよく、通常モードの3単位もよく勝つしミディベットもあっさり2回勝利し、一気に40単位を超えたところで勝ち逃げしました。

プレイ時間: 20分、成績: +$404 (+40.4単位)



サテライトまではまだ時間があったので、ポーカーのリングゲームで肩慣らしをすることにしました。

$1-3というレートに、バイイン$100で参加。
テーブルの面々を見渡すと、どうやらメキシコ系が多い様子。
英語ではない、ラテン系の言葉が飛び交っています。

最初のゲームでいきなりQQが入りました。
まだチップも来ていないですが、とりあえず$9にレイズを宣言。
何人かついてきて、フロップでAが出ますが、全員チェックで回ったので、強気にベット継続。
最終的にはヘッズアップオールイン勝負になり、相手はA6を持っていて破れました。

早くも$100のおかわりをオーダー。

2ゲーム目は、KQ。
前の人のレイズにコールしたいが、追加のチップもまだ来てないので降りてしまいました。
これもオールイン勝負となり、途中までストレートで優勢だった一人に、もう一人がリバーでフラッシュを完成させて勝利。
Qの逆転フラッシュで大喜びするお隣さんを眺めながら、フロップにAが落ちていたので、残っていれば自分がKのナッツフラッシュだったタラレバを考えてしまいました。

その後、だんだんわかってきたテーブルイメージは、極めてルース。
ハッタリの応酬で、オールインになることもしょっちゅう。
その上出だしが良くなかったので、ラテン語が飛び交うテーブルで気後れしてしまい、何度か勝てていたハンドを捨ててしまいました。

しばらくして、来たのはAA。
今度こそと$9にレイズ、フロップには2が2枚と何かのローカード。
最初の QQで敗れた相手と、またもヘッズアップオールイン勝負になりました。
リバーまで絵札は出ず。
相手がオープンしたのは23。AAは2のトリップスに敗れ去りました。
プリフロのレイズに23でついて来られてしまってはどうにもなりません。

トーナメントの時間にもなったので、退散しました。

プレイ時間: 25分、成績: -$180



気を取り直して、いよいよメガサテライトに参戦です!

参加費は$230で、開始スタックは8000。
レベル4終了時で休憩が入り、そこまではリエントリー可能です。
上位5人にはメインイベントの参加権が与えられるようですが、それ以外の賞金はいまいちわかりません。
どちらにしろメインの日までは滞在できないので、とりあえず入賞を目指すことにします。

会場はおそらくカンファレンスルームに特設されたと思われ、他のカジノフロアよりきれいです。
開始時には7テーブルくらいが埋まっていました。
さっきのリングゲームのフロアとは違い、こちらは白人、黒人、東洋人(中華系)と様々な人がいます。
トーナメントということもあり、テーブルも基本的にはタイト。

はじめはしばらく様子を見ていましたが、AQが入ったのでレイズ。
フロップはQT7レインボー、理想の形です。
若い兄ちゃんが一人だけベットしてきたので、ここは迷わずオールイン。
兄ちゃんもコールし、開いたのはQ9。
こちらがAQを見せると、「持ってたか〜」というような顔で兄ちゃんは席を立っていきました。
早々にダブルアップに成功しました。

その後も何度かいいハンドが入りましたが、エントリー終了のレベル4まで沈黙を守りました。

休憩後は、スタック15725で再開。
電光掲示板を見ると、総エントリー数は127人、現在の残りは98人でした。

ミドルポジションでKJが入ったので、2.5BBにレイズ。
3人ついてきて、フロップはJとミドルカードのレインボー、6.5BBベットすると全員フォールドし、スモールポットを獲得。

徐々に脱落者が出始め、残り64人となりました。
テーブルを移ります。
スタックは相変わらず約16000。

ボタンでKKが入りました。
しめしめと思っていると、ミドルポジションの中国系おじさんが15BB以上の約8000でオールイン。
非常に悩んだのですが、負けた場合はスタックの半分を失うことを思い、降りてしまいました。

人数が減ってきたので再びテーブル移動。

34のスーテッドが入りました。
レイザーがいなければ入ってみようかと思いましたが、サングラスに濃い髭のにいちゃんから、2.7BBの$160レイズが入ったので降りました。
すると、フロップは445。
降りてしまったので仕方ないのですが、もし乗っていればと展開が気になってしまいます。
フロップの時点でヘッズアップのオールインになりました。
先にオープンされたのは42で、4のトリップス。
オリジナルレイザーのグラサン髭兄ちゃんがマジかよ〜というような表情でオープンしたのは、ダイヤのハイカード2枚。
ターンはお互い関係なし。
リバーはダイヤの3で、グラサン髭兄ちゃんがフラッシュに昇格しました。
ビッグポットを獲得した彼はこれでチップリーダーに。
もし残っていればフルハウス、このフロップを見るのに2.7BBなら安かったかなぁと頭をよぎります。

そうこうしているうちにレベル9が終了して、休憩に入りました。

残りは48人。
電光掲示板を見ると、16位からが入賞ラインと示されていました。
そしてなぜか、15位以上はSeatとの表示も。
メインイベントは5 Seatじゃなかったの?と思いつつも、とりあえずは入賞を目指すことにします。
スタックは相変わらず約15000、相対的には少し心もとなくなってきましたが、次のBBは800なのでまだ焦ることはありません。

BBでポケット4が入りました。
2.1BBのレイズについていき、3人でフロップを見にいきます。
ベットされたら降りるようなボードでしたが、どうやら皆同じらしく、最後まで全員チェック。
ポケットペアが功を奏して運よくポットを獲得しました。


そして、思っていたよりも早く最後のゲームが訪れました。

ミドルポジションでKQ。
アーリーポジションに一人リンプインがいましたが、こいつも降ろしてしまえとばかりに$4000(4BB)にレイズ。
カットオフまでフォールドで続き、このまま流れてくれ〜と願っていると、先ほどチップリーダーになったグラサン髭兄ちゃんがボタンからオールイン。おぉーい!
SB、BBは降りて、アーリーポジションのおっさんはコール。

このまま二人の勝負を見守ろうと思いましたが、先ほどのゲームが頭の中に蘇ってきます。
グラサン髭兄ちゃんよ、今でこそでかい顔をしているが、さっき降りなければこちらはフルハウスでお前は瀕死か、もう既に死んでいるんだぜ?

勝負の終わりというのは、感情をコントロールできなかった時に訪れるようです。

自分もコールしてしまいました。
アーリーのおっさんが開いたのは、58オフスーツ。なぜ?という声がテーブルの面々から漏れます。
自分もKQをオープンし、グラサン髭兄ちゃんが勝ち誇ったように投げたのは…

AA。

あぁ、そういうことか。
リバーまでテンポよく開き、KQはボードに全く絡むことなく終了。

グラサン髭兄ちゃんは何をそんなに急いじまったんだ?と言いながら首をかしげています。
この時点で心の整理はついてないので、さぁ、わからないとだけ言ってテーブルを後にしました。


電光掲示板を見ると、残りは39人でした。

外に出て、夜風に当たりながら振り返ってみます。

入賞狙いであればまだまだ無理する局面ではなかったと思うので、最後はもったいなかった。
でも初めての大きなイベントを楽しめたので、とても満足でした。


4時間やってさすがに少し疲れました。
窓のあるフロアに戻り、クールダウンにBJを少しやりました。
風に当たりながらのプレイは心地よかったです。

この時点で収支計算を間違っていて、今回の滞在で-$70くらいだと思っていたので、プラスに転じた時点でやめるつもりで$10のテーブルに着きました。
中国系だが愛想のいいおじさんディーラーと、いい流れだねなんて言いながらいきなり6連勝で一気に+12単位の+$120。
次の1単位を負けたところで、十分と思い終了。

プレイ時間: 10分、成績: +$103(+10.3単位)


まだ夜は早かったのですが、久しぶりに疲れるほどカジノをしたので、これで終わりにして帰りました。


バイシクル・カジノ: +$9
ハリウッドパーク・カジノ: +$100
コマース・カジノ: +$23

今回の滞在トータル: +$132


このReportへのコメント(全 0件)

コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: