リゾカジ カジノレポート

『カジノ賭け人、誕生日にカジノ「ブレーメン」でのリベンジ戦』の巻

* ヨーロッパ 2017/ 07/ 24 Written by 独逸の旅打賭け人

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 2017年5月24日 カジノ「ブレーメン」

 今回の旅は、大学時代のゼミの仲間5爺でのドイツ「へ巡り」の旅である。途中、ヴィースバーデンのカジノに乗り込んで一戦したことは、すでにレポートした。
筆者を除いては、他の爺の中で勝ったのは1人だけということもあるのか、あの時以来、飲んだときにもカジノの事は話題にも上らない。
筆者も、最後の10分ほどで何とか浮上したという情けない状況だったので、話題にはしたくない。
 
 今日、5月の24日は、筆者の誕生日である。この日に1人だけでカジノに乗り込もうとは、この旅のプラン作りのときから考えていた。仲間の爺たちにも、このカジノ訪問は知られたくないので、一策を考えていた。
この日は、旅の中では最終宿泊日。翌日の夕方には成田に向かう予定である。
昨日から2泊のブレーメンだが、今日は1日自由行動日にしてある。各爺もようやく旅慣れたころなので、乗り放題のドイツ鉄道レイルパスを使って、行きたいところに行って、夕方の集合時間までにホテルに戻り、最後の夕食を一緒に摂ることにしている。
それぞれが、ベルリンやハンブルクに行く予定。筆者も、カジノのオープンは15時なので、それまでリューベックに行く積りである。リューベックへは、ハンブルク乗換えで2時間半ほどで行くことが出来る。


 14時少し前にブレーメンに戻って、急いで昼飯を食べてカジノに向かう。
ブレーメンのカジノに前回訪れたのは4年前。すでに、ベットヒャー小路からヴェーザー川沿いの建物に移転していた。それ以前に、ベットヒャー小路の狭苦しいカジノにも数回訪れているが、記憶に残るような勝ち戦はなかったのである。
今日は誕生日だけに、リベンジに立ち向かうには、格好な日なのかも知れない。
と、いう淡い期待を抱きながら・・・

 カジノへの入場は、15時15分。
レセプションの裏がプレイルームになっている。今日が誕生日ということはカジノの記録に残っていたようで、おめでとうと言われ、入場料は無料になった。
ルーレット台は全てクイック・テーブルで、全部で5台。その内の2番台だけが稼動している。
台を囲む賭け人は、4、5人。その内の2人は、カラーチップを使ってアウトサイドの3倍(列と目)を追っている。

今までの出目は、
22(△)-16(K)-8(K)
である。

 筆者は、ヨーロピアン・ルーレットの37の数字の盤面を4つに分けてゾーンで狙うことを中心に攻めているが、その4つに分けたゾーンでの賭けをわかり易くするために、使用するオリジナルの出目表を作り直した。0/3(ゼロ・スピール)-△-Or(オフラン)-K(クライン・セリー)という流れで記載できるようにしたので、次に出るゾーンの推理がしやすくなった。
また、数字に当たった時に渡すティップの大きさを再認識し、それも合法的に節約しようと考えたのがこの4分割法でもある。

0/3(ゼロ・スピール)は、ヨーロピアン・ルーレットの盤面の中心数字26の左右3数字ずつの7数字(12-35-3-26-0-32-15)に4枚のチップを賭け(0/3、12/15、32/35のシュバルに各1枚、26は単独賭け)、26に当たった時には35枚、それ以外の数字では17枚の配当。

△は筆者独自の記号と概念のゾーンだが、0/3の外側左右5数字ずつの合計10数字(22-18-29-7-28、19-4-21-2-25)のゾーンで、6枚のチップを賭ける。4/7、18/21、19/22、25/28はシュバル(2目賭け)になり、当たった時の配当は17枚だが、2と29は独立した位置にあるので、2は0と、29は26とシュバルに賭けることでティップを避けることが出来るようにした。

Or(オフラン)は、26から見て3時と9時の方向にある左右合計8数字(17-34-6、1-20-14-31-9)のゾーンで5枚のチップで、6/9、14/17、17/20、31/34のシュバルと1の単独数字に賭けることになる。1に当たった時には35枚、17は2つのシュバルに賭けているので34枚の配当になる。

K(クライン・セリー)は、盤面の中心数字26の対面の12数字を指すが、6枚のチップで、5/8、10/11、13/16、23/24、27/30、33/36の6ヵ所のシュバルに賭けることになるので、どの数字が出ても17枚の配当になる。

出目表には、ゾーンに賭ける時は当該のゾーンのスペースに斜線を引き(ダブルで賭ける時にはXの形)、実際に出た目の当該のゾーンに○印を記入する。

 10ユーロと指定してカラーチップを100枚受け取る。験のいいダークブルーのチップが手に入ったので、幸先のよさを感じる。

この3投だけでは、手が出せない。
ウィールが廻って、止まった目は、何と、1。
Orでも最も配当が大きい数字。

ここから、参戦。
アウトサイドから、1列、前半、偶数、黒とみて、
4、10、22に各1枚。
ところが、出目は、何と1がリピートとなった。
1列、前半だけは当たっているのだが、筆者の勝時のキーナンバーになっている1がリピートして、取れなかったというのは、何となく不吉な予感がよぎる。
せめて、Orだけでもゾーンで押さえておくべきだったか?

その後の
-11(K)-22(△)-15(0/3)
の3投は外してしまったが、
その後の17を、0/3とOrの両賭けで取って、34枚の戻り。
次も、1でOrがリピートしているので、Orと読む。ゾーンに併せて、14、17、20、23と1に各1枚。
出目は、14で狙い通り。17のシュバルが残っているので、配当は69枚。
1は取れなかったものの、今日はOrの攻めで何とかなるかも知れない予感。
次も、0/3とOrとの併せ賭け。アウトサイドからは小目への移動が読めるので、数字は、1、6、9、33に各1枚。
出目は、6。狙い通りの数字で、配当は52枚。いい流れになってきた。

さすがに、Orの4連続はないだろうが、理外の理ということもあるので、一応Orも5枚で押さえる。数字は、1、17、31、34に各1枚を置いてみる。
26ツボツボ(35-3-26-0-32)に5枚置いて、Orから0/3への移動を狙う。
出目は、何と34。理外になって、配当は52枚。
次こそ、0/3と、ゾーンに4枚置くと同時に、26ツボツボにも5枚。万一の押さえに、Orにも5枚。
ここで、0が出たのである。
配当は、52枚。いい流れである。
次も、0/3だろう。ゾーンに併せて、26ツボツボに5枚。数字は、26、32、35に各1枚。念のため、Orに押さえの5枚。
何とここで、信じられないことに、一番狙っていた26が出たのである。
ゾーン、ツボツボ、数字、全部が当たって、配当は105枚。これは大きい。

次は、Orに戻るだろうが、0/3も併せ賭けに。
Orの近辺数字、19、22、25も1枚ずつ押さえる。
出目は、19。配当が35枚。こんな展開の時、なぜか、19が出やすいのである。
憑いてくると、出目がこのように読めるようになってくる。

さて、次も0/3とOrの併せ賭け。
出目は、24でKの数字。Kはしばらく出ていなかったが、ここから「死に目」が生き返るか?
次は、Kのこともあり、読めないので、「見」。
出目は、17。賭け続けていた、Orの数字、しかも配当は、34枚。
結果的には、この「見」は失敗だった。まあ、気にするのはよそう。

次も、もう1投、Orが続くと見て5枚賭け。
出目は、22で△の数字だが、Orの9の隣でもある。
次は、間違いなくOrに戻るはず。Orに併せて、14、17、20、23、1、33に各1枚。
これは、狙い通りになった。
出目は、17。配当は、69枚。
次は、流れから、K。併せて、36ツボツボ(27-13-36-11-30)に5枚と押さえに24にも1枚。
これも狙い通り、
出目は、36。Kの数字で、ツボツボも取れた。配当は、52枚。

さて、次だが、24から、K-Or-△-Or-Kと流れている。
次は、Or以外ありえない。アウトサイドから読むと、中目の2列。Orと合わせると、14、17、20が見えてくる。
こんなミエミエに来るのかと思いながら、素直に従って見ることにした。
Orに5枚に併せて、14、17、20に各2枚、1、23、33に各1枚。を、置いた。
ウィールが廻って、もう少しで止まるという時に、
さらに、Orに5枚、17に1枚急いで置いた。
数秒後に、玉が落ちたが、
何と、17の数字の上である。
単独数字に3枚で105枚、シュバルが4枚で68枚。合計して、173枚の大勝利。
ティップは、5枚。
それにしても、これほど狙い通りに来るとは。
誕生日のご利益か??

次は、△が妥当なのだが、今の17まで6投が規則的に出たので、この辺で変わるはずとひらめいたので、
次は、Kに戻ると見て、
Kに併せて、36ツボツボに5枚、押さえに24にも1枚。
出目は、24。押さえで当たって、戻りは、52枚。

さて、次だが、1目置きでの4投目のOr、しかも17を狙ってみよう。
今回は最初から、Orにダブルで10枚、17に3枚、14、20に各2枚、1、23、33に各1枚を置く。
さあ、出てくれ!!
ところが、出目は30。Kが続いたのであった。

この後は、「死に目」になっていたKの復活という流れになりそうだが、ここで撤収しよう。誕生日の1戦としては、これで十分。
キャッシャーで両替すると、3000近くが浮いていた。
リベンジ戦としては、大成功である。
終了は、15時50分。僅か35分間の勝負だった。

 この後、19時にホテルで5爺が合流し、市庁舎の地下の「ラーツケラー」で最後の晩餐。
その後は、近くのワイン酒場に移って、今回のドイツ「へ巡り」の打ち上げをした。今日のリベンジ戦の件は内緒だったが、ここでのワインは「誕生日だから」という名目で筆者の奢り。



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