リゾカジ カジノレポート

仁川・パラダイスシティ遠征記

* 韓国 2017/ 10/ 12 Written by 風まかせ

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はじめまして、いつも楽しく拝読させていただいております。
7月13日~15日に早い夏休みとして、パラダイスシティにカジノ旅行に行って来ましたのでレポートします。

2015年9月からマカオを主戦場として、昨年は10回、今年も1・3・5・6・9月と渡澳しており、その殆どが一人旅。しかしながら勤め人のため、500HKD前後のベットで、主にバカラに興じるローベッターです。

韓国は2014年12月の済州島への社員旅行以来。仁川国際空港は初めてで新しさに驚きました。構造も整理されていて便利です。
往路は、アシアナ航空の羽田空港6:20発のOZ177便。2時間で仁川到着。香港とは近さが違います。
木曜日だったので入国審査もそれほど並んでません。100人くらいでしょうか。中国政府の韓国旅行制限はまだ続いているのか、中華系の団体さんも見かけませんでした。

到着ロビーに出たら、空港内のパラダイスカジノのカウンター(出口6番と7番の間)を探して、7万Wのクーポン券付きの冊子を受け取ります。パラダイスシティとウォーカーヒルカジノのものが並んでいますので、取り違えないよう注意です。7,000円分のベッティングバウチャーを配るとは、カジノ側のやる気を感じます。
*便宜上、韓国通貨ウォンは、概ね10W=1円で計算していただくのが肝要です。

宿泊はベストウェスタン・プレミア・インチョン。パラダイスシティへは歩いて10分です。スーペリアのシングルルームをBooking.Comから予約。2泊で14,510円。口コミで見たとおりバスタブがないですが、@約7,000円ならこんなもの。冷蔵庫には何も入ってません。

荷物を預け、早速、パラダイスシティに馳せ参じます。まだ時間はAM10:00。
タイトル画像は、レストランが並ぶフロアの奥にディスプレイされたカジノテーブルと人形のオブジェ。モニターにセガサミー会長の里見治氏が映っています。昨年の有馬記念馬「サトノダイヤモンド」のオーナーであり、ここパラダイス・シティの45%の共同出資者です。日本にカジノができたら「日本のスタンレー・ホー」と呼ばれるのでしょう。

カジノに入場したら、すぐ左にあるリワードクラブで会員カードを作ります。空港で手に入れたクーポンを渡すと、太っ腹なことに5万Wと2万Wのベッティングバウチャーがいただけます。

木曜日の午前中ということもあり、とにかく人がいません。そのため中の雰囲気も整然としています。テーブルの間隔もゆったりめ。印象とすると、照明のトーンとか全体の雰囲気は、客の入りが悪い日のウィン・マカオか、レジェンドパレスって感じでしょうか。

1フロアだけですが、バカラのテーブルが20台、大小が2台、ルーレットが3台ほど、BJは10台くらい、すでに開いています。このあたりがバカラ9割のマカオと違うところで、欧米や日本からの客もターゲットにしているのが分かります。大阪弁の女性がBJのテーブルで揉めているのを見かけましたが、中国なら一切、相手にされないはず。ある意味、日本人にも優しいカジノだと言っていいでしょう。
ディーラーの愛想がいいですね。何もかもマカオと比べるのも申し訳ないですが、年齢が明確に若いです。特に入口に近いリワードクラブの真後ろにある大小のテーブルには、まるで少女時代(古い?)というルックスの女子が並んでいます。

10分も歩き回っていると、賭けたくなって疼いてきました。キャッシャーで10万円を両替。977,000Wになりました。
私は基本、バカラプレーヤーです。テーブルのミニマムベットを見ると、1万W2台、3万W3台・5万W5台・10万Wがいっぱい。小心者の私は、3万Wminのテーブルで始めます。ディーラーは20歳代後半の韓国人の男子。英語を話します。
まずはもらったクーポン5万Wを賭けます。チップに換えないで紙のまま置けばいいようです。手持ちのチップも同額賭けないとダメという噂もネットにありましたが、今回はこれだけでOK。
初手はプレイヤー側に張って勝ちました。クーポンが引き取られて5万Wチップを受け取ります。残った2万Wのクーポンと自分の1万Wのチップを再度、プレイヤーに張ろうとするとそれはNGとのこと。Min1万Wのテーブルじゃなきゃだめらしい。この後は、100万Wをバイインして、本格的にゲーム開始。

長くなって申し訳ないので、結果だけ報告します。

1日目は、+13万5000Wの勝利。ツラ目の出ない賑わいのない場況にややチップを減らしますが、気分転換で顔を出した大小で、小の7連チャンをゲット。これでようやく水面から顔を出しました。

2日目は、▲119万Wの敗北。日本人のディーラーがいる5万Wminのバカラ卓で、開始早々こちらが絞った8の手を、ナチュラル9で捲られるという悲劇が3回続き、ここから心も財布も大きく凹みました。日本語で慰められたのも海外カジノで初めての経験です。

最終日も勝てません。夕方4時の段階で▲76万W。累積赤字はここまで▲195万W。日本円で約20万円の損失。
いまだかつてない敗北に心虚ろにカジノ内を彷徨っていると、貯まったポイントで賭けられることを発見。
KIOSKでポイント照会すると、3万W分のラッキークーポンに替えることができました。
最後の望みを胸に、ついてる客を探します。
いたいた!わが社の〇塚常務そっくりの中国人が、1万Wminのテーブルで100万Wくらいのチップを張って、ツラ目を絞り続けています。私もそれに乗っかり、3万Wのベッティングクーポンを隣りに置かせていただきます。
バンカーWin! 紙切れが3万Wのチップになって戻ってきます。再度、チップを張ります。バンカーWin! やった! そのまま6万Wをバンカーへ。
結局、バンカーの6連勝で、7回目で途切れます。私の3万Wは40万Wに化けました。よせばいいのに両替所に向かう途中で日本人のVIPが、10万Wminのテーブルで3個1個の罫線で儲けているのを見て、最後と思い10万W張ってみたものの、私が賭けた回だけパターンが崩れます。(皆様すみません)。10万W減らして終了です。
最終結果は▲165万W、日本円で約16万円の敗北。

負け惜しみに聞こえるのを恐れずに言うとすれば、空港まわりにカジノしかないので、ソウルまで足を伸ばす気のない私にとっては、ギャンブルに費やす時間が長過ぎました。ツキが向いていないときに、気分転換できることがないのは辛いです。マカオなら他のカジノに顔を出したり、なんぼでも気晴らしがありますが…。
さすがに2日目に反省して、仁川駅で観光しましたが退屈でした。

食事も宿泊したホテル周辺に目ぼしい店がなかったため、仁川駅でランチした以外は、全てパラダイスシティの「Cafe9」です。5食くらいしましたが、炒飯とお粥はまあまあ美味。スンドゥプチゲはネットでの評判は良かったのですが、具が少なく物足りなさが残ります。鰻丼がメニューにありますがお勧めしません。長時間、カジノに興じていれば、全てポイントで賄えるでしょう。

仁川駅の目の前に「チャジャンミョン通り」という中華街があります。その老舗に「共和春」という韓国式ジャージャー麺(チャジャンミョン)を出す店があります。少し甘めですが、名物のようですので気になる方はどうぞ。
東仁川駅に続く道の途中に「新浦市場」という商店街があり、鶏の唐揚げに甘辛いタレをからめた「タッカンジョン」の店が競うように並んでいて、これも名物です。

以上、韓国カジノは、ソウル・済州島・仁川と足掛け15年で3連敗となりました。

詳しい旅の記録をブログに綴っております。興味のある方はお読みいただければ幸いです。
https://kazemaka.net/casino201707




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