リゾカジ カジノレポート

独逸カジノ賭け人のほんとに最後の旅打ち日記 (第3夜)カジノ「コンスタンツ」

* ヨーロッパ 2018/ 03/ 09 Written by 独逸の旅打賭け人

コメント( 2)

 2017年10月27日 カジノ「コンスタンツ」

 ドイツのカジノは往時と比べて景気が悪いようで、最近はオープンの時間を遅くして営業時間を短くするところが増えてきた。そんな中で、コンスタンツとバーデン・バーデンのカジノだけは、オープンが往時のままの14時を保っている。今回の旅打ちでは、この内のコンスタンツのカジノで心置きなく楽しもうというのが、最大の目的でもある。このカジノでは相性が悪いとは思わないのだが、過去の戦績は良くない。ルーレット台は5台で、いずれもクイック・テーブル。早い時間に行けば、賭け人はほとんどいないので、クルーピエと対一の勝負になることが多い。中年のクルーピエはいずれも腕達者なようで、ゲームスピードも速いので、ゲームを楽しむには好適なのだが、なぜだか余り勝てない。

 コンスタンツの町は、コンスタンツ帝から名が付いたように歴史的にも古く、スイスとの国境の町でもある。ボーデン湖に面しているので水運を利用して繁栄してきた美しい町で、まさにリゾート&カジノを楽しむには格好な国際都市。
カジノは、ボーデン湖畔の景色の良い場所にあるが、コンスタンツの駅や筆者が泊まっているホテルからは歩いて20分ほどはかかる。オープンの14時少し過ぎに入りたかったのだが、列車の接続もあり少し遅れてしまいそうなので、市内をブラブラしながらゆっくり行くことにした。余り広くない町だが、歴史があるので見所も多い。



 カジノへの入場は、15時20分。5台のクイックテープルのルーレット台の内、1番台と2番台の2台が稼動している。オープンから1時間以上経っているが、台に付いている賭け人は誰もいない。それでも、2、3人がバーカウンターで何か飲んだり話したりしている。
出目の表示盤を見て、1番台につくことにして、10ユーロ50枚のカラーチップを受け取る。
ここまでの出目は、次の通り。カッコ内は4つのエリアの表示。
-5(K)-6(Or)-14(Or)-25(△)-13(K)-31(Or)-13(K)-33(K)

筆者は、ヨーロピアン・ルーレットの37の数字の盤面を4つに分けてゾーンで狙うことを中心に攻めているが、今回はその4つに分けたゾーンでの賭けをわかり易くするために、使用するオリジナルの出目表を作り直した。

0/3(ゼロ・スピール)-△-Or(オフラン)-K(クライン・セリー)という流れで記載できるようにしたので、次に出るゾーンの推理がしやすくなった。
また、数字に当たった時に渡すティップの大きさを再認識し、それも合法的に節約しようと考えたのがこの4分割法でもある。

0/3(ゼロ・スピール)は、ヨーロピアン・ルーレットの盤面の中心数字26の左右3数字ずつの7数字(12-35-3-26-0-32-15)に4枚のチップを賭け(0/3、12/15、32/35のシュバルに各1枚、26は単独賭け)、26に当たった時には35枚、それ以外の数字では17枚の配当。

△は筆者独自の記号と概念のゾーンだが、0/3の外側左右5数字ずつの合計10数字(22-18-29-7-28、19-4-21-2-25)のゾーンで、6枚のチップを賭ける。4/7、18/21、19/22、25/28はシュバル(2目賭け)になり、当たった時の配当は17枚だが、2と29は独立した位置にあるので、2は0と、29は26とシュバルに賭けることでティップを避けることが出来るようにした。

Or(オフラン)は、26から見て3時と9時の方向にある左右合計8数字(17-34-6、1-20-14-31-9)のゾーンで5枚のチップで、6/9、14/17、17/20、31/34のシュバルと1の単独数字に賭けることになる。1に当たった時には35枚、17は2つのシュバルに賭けているので34枚の配当になる。

K(クライン・セリー)は、盤面の中心数字26の対面の12数字を指すが、6枚のチップで、5/8、10/11、13/16、23/24、27/30、33/36の6ヵ所のシュバルに賭けることになるので、どの数字が出ても17枚の配当になる。
出目表には、ゾーンに賭ける時は当該のゾーンのスペースに斜線を引き(ダブルで賭ける時にはXの形)、実際に出た目の当該のゾーンに○印を記入する。


出目は、KとOrに寄っている。
ここから、参戦。
13-33 とKのゾーンが続いたし、33はOrの1の隣の数字なので、
まずは、Orに5枚。
出目は、33でリピートとなった。
次は、Orに間違いないはずと、5枚賭け。14、17、20、1に各1枚。
ところが、出目は22で、△のゾーン。Orの9の隣の数字である。
Orが出たがっているのは、間違いないのだが・・・
次も、もう1度、Orに5枚。
今度は、Orの20が出て、配当は17枚。数字に賭けていないので仕方ない。

次は、Kに戻るだろう。大目の3列と読めそうなので、27/30、33/36に各2枚、24に1枚、さらに36ツボツボ(27-13-36-11-30)に5枚。ここは、積極的に攻める。
ところが、出目は17。Orの数字である。うまくいかない。
前の20が、17/20のシュバルに置かれたままなので゙、17枚が戻る。
次は、Kの大目、3列を再び攻める。
チップは、今と全く同じに置く。
ところが、出目は、31。Orがもう一度出てしまった。
この辺りは、全くのチグハグ。

3投Orが続いたので、次は違う流れと読んで、
0/3に4枚と、26ツボツボ(35-3-26-0-32)に5枚。何となく気になるので、17、1、33に各1枚。
ウィールが廻って、玉が落ちたのが、1。Orがもう1投続いたのである。
気になって押さえていた1で35枚は取れたものの、得意としているOrの対応が全くなっていない。やっぱり、ここのカジノとは相性が良くない。
しばらく前から、この台には、1人の中年の賭け人が参戦。パラパラと賭けている。
隣の2番台には、数人の賭け人が付いている。

次は、まさか5投、Orが続くとは思えないが、今の1もあるのでOrに5枚。
併せて、1、6、9、31、34に各1枚。押さえに33にも1枚。
さすがに、5投目のOrは無かったが、Kに流れて、出目は33。
この33はOrの1の隣の数字。押さえが当たって、配当は35枚。

さあ、今度はOrに戻るだろう。
中目、2列、前半とアウトサイドから読める。
Orに5枚に併せ、14、17に各2枚。1、20、33に各1枚。
これは、アウトサイドの狙い通りで、出目は17。Orの数字の中でも配当は多い数字。
数字にダブルでOrに34枚なので、合計104枚。
今日一番の配当となった。
ところが、良かったのはここまで。

ここから先は、下落一方
カッコ内は、ゾーンの記号、数字は配当があった時のチップ枚数
-36(K)-19(△)-3(0/3)-0(0/3)-21(△・17)-31(Or)-31(Or)-12(0/3・17)-24(K)
「死に目」になっていた0/3が出始めたのに対応できず、ドツボに落ち込んでしまった。


 余り出ていなかったKが出始めたので、ここまでのOr中心、0/3が補完という流れが、Kが中心、△が補完という流れに代わるかも知れない。
とりあえず、次はKのダブルで12枚。36ツボツボに5枚、24にも1枚。
出目 余り出ていなかったKが出始めたので、ここまでのOr中心、0/3が補完といは、22。△に流れてしまった。
次は、もう一度Kを狙って、
Kに6枚、36ツボツボに5枚、24にも1枚。さらに、27/30、33/36に各2枚。
さ~あ、来い。
今度は狙い通り。
Kの30が出たのである。数字に1枚、シュバルに3枚。86枚の配当。
さあ、この調子で行きたい。と、いう願いもむなしく・・・

次の12は、△のダブルとKの併せ賭けで外し、
その後の32は中目の1列、3列を狙って外し、
次の22は、0/3と26ツボツボで外し、
次の5も、△に賭けて外す。
次の16は、36ツボツボと24、そしてKのダブルで攻めたが、取れたのはゾーンだけで、34枚。
次は、この辺りで0/3に寄るのではないか、という勘がしたので、0/3の4枚に併せ、26ツボツボに5枚。
出た目は、残念にも3投目のKの24。勘は働かなかった。
こうなると、次もKの連続目だろう。Kに併せて、36ツボツボに5枚、24にも1枚。
ところが、何とここで、0/3の26が出たのである。
1投ずれていれば、違った展開になったかも知れない。
ツキが離れると、こんなもの。
その上、ここで最初の500を失って、次の500を投入する破目に・・・

どうも、Kの出るタイミングと攻める時がうまく合っていないのである。
さて、慎重にもう少しKを攻めてみよう。
次は、Kのダブルと36ツボツボそして24にも1枚。
ウィールが廻って玉が落ちたのは、11。Kのゾーンである。36ツボツボでは当たっていて、Kのダブルを加えて、69枚の配当。悪くない。
次も、もう1投全く同様に、Kのダブルに36ツボツボと24に1枚。
出目は、Kの10。ツボツボは外しているが、Kのダブル分と、今の11とのシュバルの分で、合計68枚。
ところが、その後がいけない。
-29(△)-14(Or)-12(0/3)-28(△)-12(0/3)
この5投は、全く取れず。

こうなれば、やけくその気持ちが先にたつ。
次は、△のダブルに0/3の併せ賭け。アウトサイドから、大目、1列と読めるので、△絡みで、25と28に2枚ずつ、31と34に各1枚。さあ、どうだ!!
出目は、△が出なかったが、アウトサイドの読みは当たって
31のOrのゾーン。ねらい自体は外したが、配当は35枚。
次は、1投置きに出ている0/3に戻るはず。
アウトサイドは、列と目がそれぞれ行ったり来たりになっていて、
次は、小目の3列。これに0/3を合わせて、
次は0/3に4枚、3と12に思い切って4枚ずつ、6と9に各1枚。
さ~あ、出ろ。
やっと、出たのです。
出目は、12。数字に4枚と0/3の分を合わせて、157枚。
当然、今日の最高配当。

次は、Orに戻る。アウトサイドが当たり続けているので、大目の1列。
31と34に各4枚、25と28に各2枚、1と33に押さえで各1枚。Orに5枚。
さあ、もう一度。31か34出ろ!!
出た目は、何と、28。ゾーンは外したが、アウトサイドは読みどおり。
配当は、70枚。
さあ、次は、アウトサイドからは、小目、3列。
狙いは、3か12か。
実は1投前の4枚張りの12の前にも、1投おきに12が2回出ているのである。
今回、また、12が出れば、4回目の12になるのである。
さあ、奇跡が起きるか。
張りは、0/3に4枚、3と12に各4枚、6と9に1枚ずつ。
ところが、ここで出たのは、33。
アウトサイドの小目が大目に代わってしまったのである。
さあ、ここは引き時。
大したことはないが、間違いなく今なら浮いていて、今止めればうまい酒が飲める。・・・と、迷ったのだが。

結局、もう一山狙おうという気になってしまった。
その後の出目は、
-16(K)-17(Or)-29(△)-33(K)-9(Or)
この5投、見事なまでにかすりもせず。
やはり、辞めるべきだった・・・後悔先に立たず



この後もいい目は出なかった。カッコ内はゾーンの記号と配当のチップ枚数
-15(0/3)-23(K・104)-36(K)-31(Or・52)-16(K)-26(0/3)-1(Or・70)-25(△・35)-
32(0/3)-32(0/3)-10(K)-15(0/3・17)-8(K)-23(K)-10(K・17)-21(△)-7(△)
この内、23、31、1は割りと大きな配当になったが、それ以外は大きく外し、
ここで、手持ちのチップをほとんど失い、追加の500を投入する破目に。

ここまで沈むとは思わなかったが、今回の旅打ちの最も戦いたかったカジノがこのコンスタンツであるだけに、何とか風をつかまえたい。ちょっとした切っ掛けがあれば反転できるかも知れないのだから。
2投△が続いたのだが、△自体が、「死に目」に近い状態であっただけに、もう
1投続くと見る。ただし、Kに戻る目もあるので、
次は、△をダブルにして、Kには6枚。
出目は、26。0/3の中心数字。つい、さっきまで大きく沈んだのは、「死に目」明けの0/3を追い過ぎたこともその敗因だった。今、ここで26が出るとは・・・
26は△には入っていない数字なのだが、ティップを払いたくないために、△の29を26とのシュバルに設定しているので、配当はダブルで34枚になった。
これは、ラッキーともいえる。
だが、この後の4投、
-9(Or)-22(△)-15(0/3)-35(0/3)
は、全て外してしまった。
次の、18は△のダブルで取れて、配当は34枚。
この後の
-32(0/3)-2(△)
は、落としてしまった。
それにしても、この数投で追っていた0/3がここまで出るとは・・・

次は、取り損なっていた0/を狙って、0/3に4枚と26ツボツボに5枚。
出目は、15で17枚の戻り。
次の16は、△にダブルで賭けて外す。
Kが出たので、もう1投とKにダブル賭けと36ツボツボで賭けるが、
出目は、Orの34で見当違いの目。

ここで、チップが無くなり、リミット2000の最後の500を投入する。
しばらく出ていなかったKを追う。 
Kと併せて36ツボツボに5枚と24にも1枚。
出目は、7で△の数字でスカ。
次も同様に、Kと36ツボツボそして24に1枚。
今度はKの目の8が出たが、ツボツボには当たらないので、配当は17枚だけ。
次は、ゾーンの目の流れからOrと見て、5枚賭け。
出目は、6で17枚の戻り。
次も、流れから△のゾーン。
今度は、△にダブル賭け。
出目は、4で配当は、34枚。

次は、ゾーンの流れからはK。アウトサイドからは、小目、1列と読めるので、1と10に各2枚、4と7に1枚ずつ。Kに6枚。
何と出目は、Orの1だった。ゾーンは外したが、配当は70枚。
次は、OrかKかが読みきれないので、両賭けとする。アウトサイドからは1列は固く、後は小目か大目かなので、1、31、34に各2枚、4、7、10に各1枚。
ウィールが廻って、玉が落ちたのは、何とリピートの1。
これは大きい。数字に5枚になるので、175枚の配当。
もちろん、今日最大である。

気を良くして、次はOrとKの両賭け。
内心は、もう1投、1が出るようにと祈っていたのだが・・・
出目は、35で0/3の数字で外れる。
次の13も0/3に賭けて外してしまった。
さて、次だが。流れからは、Or。アウトサイドからは2列と前半は読める。中目のサインは出ていないが、Orの2列では、14、17、20しかない。
Orに5枚賭けに併せて、14と17に各2枚、20、1、33に各1枚。
出目は、狙い通りの17だった。Orでは1を除いて最も配当が大きい数字。
数字に2枚とシュバルが2枚で、配当は104枚。これも大きい。
次の、35と30は外してしまった。

次のOrの17はアウトサイドの中目、2列が当たって、配当は104枚。
その後の0は、0/3と26ツボツボで、52枚の配当。
その後の15も、0/3と変則の0ツボツボ(3-26-0-32-15)で52枚。

次の6は0/3とKとの両賭けで外したので、ここで撤収。
結局、いつもの得意のOrが最終局面でうまくつかまえる事が出来て、何とか纏まったのである。アウトサイドの示唆に救われたと言っても良いだろう。



終了は、18時40分。3時間余りの熱戦だった。比較的早い時間帯ということもあって、1番台でプレイする賭け人はほとんど無く、クルーピエと対一の勝負となってしまった。
キャッシャーで両替すると、1200ほどのプラスになった。リミットギリギリのところでやっと反転できたというのが本音である。
それにしても、何回も追い込まれて苦しい戦いだった。
退場する時間には、あと2台のクイック・テーブルも稼動し、そこそこの人数の賭け人が集まっていた。

暗くなった旧市街を歩いてドイツらしいビール居酒屋を探すが、なかなか見つからない。ドイツの大概の都市では、勘で見つけることができるのだが、このコンスタンツは国際都市らしく、イタリア料理や中東料理の店も多く、ドイツ料理の店自体が少ないよう。いつまでも捜し歩いてもしょうがないので、ちょうど見つかった一軒に入ることにした。




このReportへのコメント(全 2件)

2018/03/11(Sun) 09:08

みさんこ

最後の決戦でしたか。いつもドイツは、数年おきにいくんですか?


2018/03/11(Sun) 10:17

独逸の旅打賭け人

みさんこ さん

今は年に3回ですかね。
3年以上前は、7~9回行っていました。
あまり頻繁に出入りするので、ミュンヘンの税関では目をつけられてしまいました。
キャリーバッグを開けさせられて、ノートのページまで調べるのですから、すごい。
今は、ミュンヘンは止めて、デュッセルドルフにしました。


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