リゾカジ カジノレポート

2005年ウォーカーヒル体験記

* 韓国 2020/ 09/ 18 Written by kintaro

コメント( 9)

パソコンを整理していたら、2005年のWH(ウォーカーヒルカジノ)体験記の原稿が出てきました。

2020年の今から遡ること何と15年前。
今も昔もカジノに対する小生の意欲はどうやらまったく何も変わっていないようです。

ここリゾカジの諸先輩方には相当いじられ、「芸風」は確実に変わりましたけど…笑(もちろん体型も・・・爆)。



2005年といえば、
ブラックジャックのミニマム「3万ウォン」テーブルがあった頃、
カジノレストランでは、濃い味(高カロリー)のオムライスが美味かった想い出。

また、ルーレットのインサイドにマックスベットの10万ウォンを賭けると、ディーラーがピットに告知する意味で、その色が青いことから「ラベンダー イン!」とコールしていた頃、それはまた、的中するとディーラーからのチップ(tip)要請がまだ無くなっていない時代でもありました。

他方ではセブンラックカジノがオープンした時代でもあり、COEX1Fのエントランスにはビリヤード卓が2台あって24時間フリーで遊べたのも懐かしいです。

淡々とした内容ですが、当時を懐かしく思い、投稿してみます。

・・・・・
●2005/3/10(木)
 旅の行方を占うような混沌とした曇り空のもと、小生の大きな夢を乗せたKE706便は日本のスギ花粉に別れを告げ、定刻正午に仁川空港に着陸した。訪韓の目的はもちろんカジノである。

子供の頃、大型のゲームセンターに魅入られたような興奮、何度行っても飽きない空間、こうした非日常である「カジノ」は私にとって今やライフワークにもなりつつある。
 リムジンバスで揺られ、いつもの坂を登り、目的地のカジノ「パラダイス」のあるシェラトンウォーカーヒルホテルに到着。チェックイン後、身支度をして足早にカジノへ。

 「イラッシャイマセ~」と入り口のチマチョゴリの女性はとても美しく、最高の笑顔で私を迎えてくれた。さすがは看板娘だ。平日の15時だというのに、カジノ場内はそこそこ混んでいる。これまでは入場するやいなや、速攻で各種目に飛びつきゲームに興じてきていた。

 しかし、今回は「自己管理」をテーマとしており、「場に馴染むまでは様子見だ」などと、たいそう生意気なことを決めてみた。キレイな女性ディーラーからの「ドウゾ~」という笑顔のお誘いにグラッとくるも我慢する。これはカジノ好きの小生にとっては非常につらかった。

 ブラックジャックやルーレットテーブルで歓喜やため息の交差、キャッシャーで興奮醒めやらぬ顔立ちでゲームチップを円に替える若い男女。負けが込んでいるのだろうか、クレジットカードで小切手を購入する若者。こうした様々なプレーヤーの悲喜交々を、あたかも経営者側の立場のように静観できたことが本当に不思議だった。元来、私は食事を摂る寸暇さえも惜しんで勝負をする性分だ。

 アップダウンの激しいルーレットでは、瞬間風速的に大勝しているときもあり得るが、エッジがきついため、長時間勝負していればなかなか勝てない。他方、ブラックジャックはディーラー対プレーヤーの勝率がイーブンに近いと思われ、また自分の推理が入るので長時間プレイしていても飽きない。今回は「カジノの華」でもあるこの2種目をメインとして、勝っても負けても極力冷静さを保つことを目標とした。

 23時頃から第1ラウンド開始。最初はブラックジャックのmin3万ウォンテーブルで200万ウォン分のチップを購入。基本は5万ウォン~30万ウォン張り、様子見もしたが、流れを掴むために3~4万ウォンのプレイもした。当初の200万ウォンは450万をピークに全部溶けていった。ポケットにあった5千ウォンチップをディーラーに「コマッスムニダ」と云って渡し、席を立つ。さすがに朝の5時近くは人が少なくなっていた。


 部屋に戻り、勝負を回顧し反省。「ピークの450万ウォン」で止めなかったこと(これはさすがに無理か)。でも途中残り20万ウォンからボトムターンして300万ウォンになったときもあった。あの時に「好調の波」と判断し、大張りしたのが崩れ始めたきっかけ。その判断が間違っていたと素直に受け止め、ビールの心地よさも手伝って、ぐっすり眠る(初日の収支:△25万円)。

●3/11(金)
 正午近くに起床。昼食はホテルのレストランでピザを食べる。眼下に漢江(韓国最大の川)を見下ろす景色の良い席で落ち着くも、まだ「取り返すぞー」というアツい気持ちが残っていたため、予定を変更して観光に出る。明洞や梨泰院を周遊し、興奮した気持ちもだいぶ沈静化していった。

 ホテル帰還18時。熱いシャワーを浴び、心機一転エレベーターに乗り込み、B1Fのボタンを押す。第2ラウンドの開始である。先ずはルーレットで300万ウォン分のチップに交換。残り100万ウォンを底として一進一退が続いた後、何と850万ウォン(途中10万ウォンのインサイド一点張りが2回もあたり)に。

 「まだまだこれから~」という一瞬悪魔の囁きがあったが、後ろ髪を引かれる思いで、きっぱり退席。まだ23時ということもあり、右奥のカジノレストランで食事&休憩したあと、続いてブラックジャック(min10万ウォン)のテーブルにつく。ここは1回のゲームに100万ウォン超と大盤振る舞いのプレーヤー(中華系と推測)に混ざり、気落ちせずに10~30万ウォンあたりで勝負する。これが功を奏してか、当初の200万ウォンは600万ウォンへ。

 部屋に戻り、マッサージを受ける。マッサージ師曰く「勝っているときにやめるのは本当に難しいデス。ギャンブルはジブンとの闘いデスよ」と、マッサージ師の方にしてはとても的を射たご意見をいただく。それによって調子に乗りたい気持ちをグッと抑えに抑えて、25時前に就寝(2日目の収支:+95万円)

●3/12(土)
 だいぶ神経的にも疲れていたのか、10時近くまで熟睡し、あわてて飛び起きる。出発の13時までまだ時間があるので、カジノに別れを告げるためにB1Fへ。そこで昨夜見た夢をふと思い出す。「0(ゼロ)」、「00(ダブルゼロ)」と続いた後に、誰も賭けていない「黒の2」にシュートされた夢を・・・。しかし、いつなのか、またどのテーブルなのかは特定できない。「まあ、所詮夢だ」と軽く考え、ぼーっと場内を見学していた。

 すると、目の前のルーレットテーブルで「0」、「00」と電光掲示板に緑の数字が灯る。「をを~、これはっ?」と思ったのも束の間、すぐさま次のシューティングが始まった。これはまさか?と思いながら、「ノーモアベット」まで粘り、誰も「2」に賭けていないことを確認して、10万ウォンチップを自然に「黒の2」1点へ。ディーラーからは「ラベンダーイン!」とのコール。

白い球は勢い良く、何周も何周も廻る。

そして、おお~!いい感じで落ちてきて・・・

「そこだー!TWO BLACK EVEN!」
(ついつい大声で叫んでしまった。。。。)

劇的だった。いったん「黒の2」に入った白い球は、はじいて浮き上がり、隣の「0(ゼロ)」に完全に収まった。

この一瞬の出来事は実に長く、数十分間の如く感じた。これが決まればドラマチックなレポートになったであろう。多分あれは正夢で、まだそうした続きがあり、途中で目覚めてしまったのか・・・。(3日目の収支:△1万円)

 カジノ(広義の意味でギャンブル)は本当に人生の縮図である。日常では味わえないスリルと興奮、焦燥や後悔、さらには大きな夢をみられるなどなど、さまざまな思いを極々短時間で体験することができる。こうした私のカジノ通いは生涯続くであろう。なぜならば、人生そのものがギャンブルだと考えているから。

(終)


このReportへのコメント(全 9件)

2020/09/19(Sat) 16:28

SLICK.

kintaroさん

どーもですん!  おひさ ですね
あそこで、黒の2が 来てれば、15年もPCに埋もれることは、なかったでしょうね(笑)

本日、ススキノは 違う意味で 熱く なりそうです。。。。


2020/09/19(Sat) 18:07

ナッキー

冒頭のkintaroさんの写真!!
痩せてるし、ジャケット着てるし...

今のkintaroさんとは風貌が大違いで笑ってしまいましたwww

私がkintaroさんと初めて会ったのは、2017 年6月のウォーカーヒルでした

それから何度も共闘させて頂き、ありがとうございます

早くどこでもいいから賭場に行きたいものですね(^。^)


2020/09/20(Sun) 07:46

kintaro

SLICKさん

お久しぶりです!
ルーレットもたまには楽しいですね♫

ススキノ…しばらく行ってないなー
カジノが出来れば、毎週行くと思います!


2020/09/20(Sun) 07:47

kintaro

ナッキーさん

さすが笑いのツボを心得てますね!

2017年かぁ…
本当に懐かしいですね!!!

今後とも宜しくお願いします。

やせてやるぅ(乾いた感じで)!


2020/09/22(Tue) 14:39

りょうくん

北の大地での旅途中に仲間数名と中国語研修会場にて、拝謁しました~。サムネ写真に一同礼でした。

追伸:緑の卓上ではまたもや役満振り込んでしまっただに。泣


2020/09/22(Tue) 16:30

kintaro

りょうくん

あらー!ほっかいどーでもMJっすかー

なになに?役満打ち込み?この前10人中、第一位だったから、それくらいご愛嬌っすな!

あれ?タルさんもけつの毛までむしられたといってますよん。いったい誰が勝ったん?


2020/09/27(Sun) 14:31

マーク

kintaroさん

 こんにちは!
ウォーカーヒル、初めてカジノデビューをはたしたとこです。

チップ懐かしいですね!

行っていた頃は、敷地内からほとんど出ずにゲームしてましたです。

またお会いできたらよろしくお願い申し上げます。

マーク


2020/09/27(Sun) 19:19

kintaro

マークさん

どもどもです!
再来月の「いい〇〇の日」に、またポーカーなどをしに来阪する予定です!
よろしくお願いいたします!!


2020/09/27(Sun) 21:01

マーク

kintaroさん

こんばんは!

お待ちしております!また詳細決まりましたらお知らせください。。

マーク




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