リゾカジ カジノレポート

帝王VS皇帝(1991:マニラ)⑧【BJ編】

* アジア 2022/ 11/ 11 Written by マカオの帝王

コメント( 4)

初手、“マニラの皇帝”は3BOXに2千ペソずつベットする。

当方は様子見で、3BOXに千ペソずつをベット。

<マニラの皇帝>
1番BOX・・・19
2番BOX・・・20
3番BOX・・・BJ!

それに対し
<マカオの帝王>
4番BOX・・・14
5番BOX・・・15
6番BOX・・・16

ディーラーのフェイス・カードは8

ディーラーが「Business、Business」とサレンダーの有無を1番BOXから順に確認するが、二人ともやり過ごす。

“マニラの皇帝”は当然オール・ステイ

それに対し、こちらは当然ワン・ヒットするのだが、いきなりハイカードが出て、全てバストする。

ディーラーは予定調和的に絵札を引いて18となり、初手でいきなり、

“マニラの皇帝”・・・+7,000ペソ
“マカオの帝王”・・・-3,000ペソ

とジャスト1万ペソの差を付けられる。

その後は一進一退で、この差をキープし付いて行くが、シューが終わる寸前に、“マニラの皇帝” が突然、3BOXすべてにMaxの1万ペソずつベットする!

こちらは、通常モードで、4~6の3BOXに、2千/3千/5千と、“フィボナッチ数列” ベット。

<マニラの皇帝>
1番BOX・・・BJ!
2番BOX・・・20
3番BOX・・・BJ!

それに対し
<マカオの帝王>
4番BOX・・・20
5番BOX・・・20
6番BOX・・・A、A!(スプリット)

ディーラーのフェイス・カードは2。

“マニラの皇帝”は当然オール・ステイ。
それに対し、こちらも良い手だったが、何となく“嫌な予感”が脳裏をよぎる。

4番/5番は当然ステイ、さて5千ペソをベットした6番BOXである。
スプリットなので、5千ペソを追加する。

1枚目・・・8で19。
2枚目・・・7で18。

ディーラーの1枚目・・・ピクチャーで12、

『もう1枚ピクチャーでバストしろ!』

と祈るが、次は8で20となる。

その結果、この一手で一気に4万ペソ引き離される。

「第1ラウンド終了ですね。それでは審判として、現時点でのお互いのチップを確認させて貰いますよ。<マニラの皇帝>・・・15万ペソ、<マカオの帝王>・・・10万ペソ、です。それではシャッフル休憩に入ります」と、石田先輩が宣言する。

トイレ休憩を申入れ、一旦席を離れる。
顔を洗って、“今後のゲームプラン”を考える。

『良く考えろ! 奴と何が違う? ヒット、ステイ、サレンダー、ダブル、スプリット、全てB/S通りだ。つまりは、こっちと同じと言う訳だ。ツキや流れは、トータルでは“行ってこい”で同じになる筈……、とすると、現時点での、この5万ペソの差は、やはり“カード・カウンティング” が原因か……しかし、日頃していないことを、急に実戦で出来る筈も無いし、どうすれば良いのか……』

その時、あることが閃いた!
席に戻る。

第2ラウンドがスタートする前に、普段使用しない100ペソのチップを10枚、テーブルの左端に積む。

ゲーム再開。

昔、ラスベガスに新婚旅行で行った際に土産として購入した、「ブラックジャック 必勝法!」に書かれていた、”簡易カウンティング” を試みる。

※ これは簡単で、以下が基本です。

場に出たカード カウント値
①  T,J,Q,K,A・・・・-1
②  7、8、9・・・・・±0
③  2,3,4,5,6・・・・・+1
目でさっと見て、カウント値に応じて、左端のチップを上げ下げし、基準(10枚)より少なくなればベットを落とし、多くなればベットを増やす訳です。

『うーん、簡単そうに見えて、結構神経を使うなぁ……、ディーラーからは不審そうな目で見られるし、カウント値が大きくても、ボコボコBJが出る訳でもないし……、けど、”マニラの帝王” がMAXベットするのは、結局はこの ”カウンティング” で、カウント値が大きくプラスに偏った時なのは確かだ。 又、張りをミニマムに落とすのも、カウント値が大きくマイナスに落ち込んだ時なのも検証出来た。それさえ確認出来れば良い』

“マニラの皇帝”は確実にチップを増やすが、“ツキ? 流れ?”がこっちに傾いてきたのか、少しずつだが差を詰める展開となる。

第2ラウンド前半終了時点;
<マニラの皇帝>・・・+1万ペソ(トータル約16万ペソ)
<マカオの帝王>・・・+2万ペソ(トータル約12万ペソ)

第2ラウンド中盤終了時点;
<マニラの皇帝>・・・+1万ペソ(トータル約17万ペソ)
<マカオの帝王>・・・+2万ペソ(トータル約14万ペソ)

第2ラウンド後半終了直前;
<マニラの皇帝>・・・+5千ペソ(トータル約17万5千ペソ)
<マカオの帝王>・・・+1万ペソ(トータル約15万ペソ)

第2ラウンド開始時の5万ペソの差を、半分まで詰めるが、ゴール(=30万ペソ)が決まっている以上、先行する“マニラの皇帝”の優位は変わらない。

『次でこのシューも最後か……、途中で”簡易カウント”を放棄したのではっきりしないが、カウント値は感覚的には大幅+だ、BJの出現確率上昇中、という訳だ。“マニラの皇帝”が動くとしたらここだな……』

予想的中!

“マニラの皇帝”が3BOX全てにMaxの1万ペソをベットした!

それを確認し、こちらも同じく3BOX全てにMaxの1万ペソをベットする。

すると、それを見た“マニラの皇帝”が口を開く。

「何故急に、私と同じくMaxベットしたのですか? 何だかんだ言っても、やっぱり“カウンティング”の効果を認めて、コッソリ実践してるんでしょう? その、途中まで左端に積んでいた100ペソチップは何だったんですか?」

「別に深い意味は無いよ」と嘯く。

「それじゃあ、そのMaxベットは一体何なんですか? そう言えば、途中でAや絵札がかたまって出た直後のゲームで、僕が張りをMinに落とした時も、、同じようにMinにしていましたよね? これが“カウンティング”じゃないと言うのなら、説明して下さい!」少し、語気が強まる。

「そこまで言うのなら、答えるとしよう。確かに僕はこの卓で、所謂 “簡易カウンティング”をこのラウンドの途中までは試してみた。けど、途中からは一切していない、又、する必要もない。何故なら、同じ卓に“マニラの皇帝”という、自他ともに認める、優秀な“カード・カウンター”がいるのだから……、あれこれ考えなくとも、常に同額をベットすることで、僕としては“カウンティング”によるハンディをゼロにすることが出来る訳さ!」と、このシューが始まる直前に、歩きながら閃いた、作戦名 “ミラーリング” を正直に明かす。

「そ、そんな! それは卑怯だ! 仮にも“マカオの帝王”と呼ばれるギャンブラーのすることですか?」

「これは異なことを……、ここは君のホーム・グラウンド、僕にとっては完全なアウェーだ。サッカーでも何でも、勝負事はホームの方が有利に決まっている。なので、僕が ”サード・ベース” に座ることを君も了承した訳だ、ということはこうなることも、ある種、想定内の筈だろう?」と答える。

突然、目の前で始まった、何となく非友好的な日本語での会話に手を止めていた女性ディーラーから、「お話し中ですが、日本語での会話は一旦終了して下さい。後1回でシャッフルです。お話はその間にお願いします。それでは、カードを配ります」と告げられる。

尤もなので、互いに黙り込みプレイ再開。

<マニラの皇帝>
1番BOX・・・19
2番BOX・・・20
3番BOX・・・BJ!

それに対し
<マカオの帝王>
4番BOX・・・19
5番BOX・・・11
6番BOX・・・8、8の16(スプリット?)

ディーラーのフェイス・カードは10
やや厳しい状況だ。

今回も“マニラの皇帝”は当然オール・ステイ

4番BOXは当然ステイだが、問題は5番BOXだった。

『普通なら、そのままもう1枚だが、あの黒い箱の中には、TENカードがタップリ有ると、天下の“マニラの皇帝”のお墨付きだ。ならば、ここは ”ダブルダウン”!』

1万ペソを出し、ディーラーにダブルダウンを告げる。

ディーラーが絵札を配るのを目にした瞬間、“マニラの皇帝”が悔し気に卓を叩く!

『まだだ! 問題はこの8/8だ! 危険だが、ここは思い切ってスプリット!』

指でスプリットを示し、1万ペソを追加する。

1枚目・・・絵札で18、動けずステイする。
2枚目・・・3で11!(再びダブルのチャンス!)

作戦名“ミラーリング”は、その真価を発揮した。

又も絵札で21!
ディーラーも絵札でメイク20。

「さて、第2ラウンド終了です。審判の勤めとして、お互いのチップを確認します。<マニラの皇帝>・・・18万ペソ、<マカオの帝王>・・・17万ペソ、です。二人ともさすがですね! それではディーラーさん、シャッフルをお願いします」と、石田先輩。

『遂に “マニラの皇帝” を指呼の距離に捉えたぞ! このまま一気に次のラウンドで、追いつき追い越せだ!』

そう思った瞬間、突然フロア内の照明が消え、辺りが暗闇に包まれた。

             【完】へ続く



このReportへのコメント(全 4件)

2022/11/17(Thu) 12:14

くるくる

マカオの帝王さん、

こんにちは〜!
いよいよ次がクライマックスですね!
楽しみです!(^O^)/


2022/11/18(Fri) 01:58

マカオの帝王

くるくるさん、こんばんは!

やっと次で完結です。
30年も前の記憶を辿りながら、纏めるのは骨が折れます<(_ _)>

少し前までは、“勤労感謝の日” の前後は、『ふむふむ、日頃勤労に励んでいるのだから、連休にして、週末マカオ遠征だ!』と国際線に飛び乗ったものですが、来週は “全国旅行支援” を活用し、国内線でリンと九州旅行(博多/長崎/別府温泉)です。


2022/11/20(Sun) 11:37

マリタイム

マカオの帝王さん、こんにちは。

”簡易カウンティング” は知っていましたが、
「カウント値に応じて、左端のチップを上げ下げし」は知らなかったです。
これは使えますね。(^O^)/


2022/11/20(Sun) 23:22

マカオの帝王

マリタイムさん、こんばんは!

大阪ポーカー遠征から四国に帰ってきました。
今回は、ハイローラーの1DAYトーナメントで;

優勝・・・プライズ(参加費の20倍)
2位 ・・・プライズ(参加費の10倍)
3位 ・・・プライズ(参加費の5倍)というバランスのとれた大会でしたが、
その結果は!



お約束のランナーアップ(2位)でした……
(これで、直近4トーナメント連続2位です)

閑話休題

マカオでBJをしている時、テーブル上に爪楊枝を何本か置いていたら、『こら! その爪楊枝を仕舞いなさい、卓上には飲み物とチップ以外、置いてはいけません!』と言われたことが有りました。
そこで、『そうですか……、なら、唯一カジノ公認のカジノ・チップを使っての、“簡易カウンティング” はOKなのだな』と思った次第です。

23日から、“全国旅行支援” で、北九州旅行です。


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