リゾカジ カジノレポート
マカティの週末ポーカー日記【P1グランプリ編】(前編)
日本 2024/
10/
02 Written by
マカオの帝王
■ 9月21日(土)
『暇だ、たまには都会の風にあたるとするか? 都会と言えばやはり東京、東京と言えば、やはり六本木だな……』
ミナミのアミューズメント・ポーカー店に飾られていた『P1グランプリ』の近未来的なポスターが脳裏をよぎる。
このトーナメントは、メイン優勝者への賞金(千万円!)が目玉なのだが、その参加権(シート)を取り損ねた為、どうするか思案中であったが、脳内で“ゲームプラン” を修正し、シート不要のDAY2イベント、“ミニメイン”をターゲットとして、参戦を決定。
その理由は以下の通り……
1)地元(大阪)以外で開催される大型大会の、シート獲得必須のメインは、サテライトの複数回通過が面倒。
2)メインは華やかだが、全国から “鉄強” が勢ぞろいするので、その中で勝ち抜き、栄光を掴むのは難しい。
3)それに比べ、同時開催される “ミニメイン” は、当日即参加可能。“鉄強” の皆さんはメインに出ているので不在、お金持ちの皆さんも、殆どが同時開催中のハイローラーに出ているので不在、となれば “還暦最強!” を目指す当方に勝機が訪れる筈。
これが今回の東京遠征の基本的 “ゲームプラン” である。
地下鉄六本木駅で降りる。
通りを闊歩する女性たちの“顔面偏差値”が高い……
まずは、荷物を預けるため、アパホテルにチェックイン。
ランドマーク喫茶の “アマンド” を横切り、伝説のディスコ “マハラジャ” の前を通り過ぎ、ホテルに到着。
残暑が厳しいので、シャワ-を浴びて一休みした後、本日の会場である“ベルサール六本木”に向かう。
会場へ向かう途中で、先週末に大阪ミナミで開催された、メインの方の地方予選を思い出す。
『それにしても、後一歩だったなぁ……』
※ 回想開始
『この予選は上位1/4に入れば良い、他の予選より条件は緩い。残りの参加者は約半分! ここらで一度ダブルアップすれば、ほぼ予選通過は確実だ! おっ、KK様の降臨だ! 取り敢えずオープン、誰か打ってこい……、うん? 一人が3ベットを仕掛けてきた! これは美味しい、4ベットオールインだ! 悩んだ末に相手もオールイン! AA以外ならOK! 良し! 相手は99! 9よ出るな! このまま勝てば、予選突破だ!』
フロップ:7、8、J
ターン:A
リバー:T
9は出なかったが、相手にストレートが完成……
メイン出場は露と消えた……
『ポーカーの神様、確かに “9” は出なかったけど、1枚ストレートは聞いてないよ……』
※ 回想終了
会場である、“ベルサール六本木”に到着。
受付でこの大会の主催者である、名古屋のJ氏と会う。
かれこれ、10年以上前からの知り合いだが、ポーカープレイヤーは皆さん、いつまでも若々しい。
「ちょうど、福岡の別の大型イベントと被ってますが、今回はこっちに来ました」
と告げると、喜んでくれた。
優勝賞金:70万円と、メインと比べるとささやかだが、当方にとっての今回の勝負である、参加費23,000円のミニメイン(DAY1-B)にエントリーする。
スタートスタックの25,000点を、ハンドに恵まれ快調に増やし、序盤で3倍の75,000とする。
『ふむふむ、ここまでは順調だ……、けど、考えてみれば当然だ。西日本の鉄強の大半は、現在福岡で開催中の“風神雷神”に出ている。又、東京の鉄強の半分も、この瞬間に同時開催中の“SHIBUYAフェス”とやらに出ている訳だ。そして、この“ベルサール六本木”に集まった鉄強の皆さんの殆どが、メイン、若しくはハイローラーに出ている為、その残り物? がこのミニメインに出ていることになる。予想通り、他のイベントに比べると参加者数は控えめだ……、確かヨーロッパの諺に “盲人の国では、片目の男が王になる” というのが有ったな。悪いが、勝たせてもらう!』
同卓の大阪からきた顔見知りのプレイヤーに、卓上のカードガードの上のマスコットの小さなマイメロディを指さし、「皆さん、僕は正直者なので、最初に宣言します。勝負手の時、このマイメロディが光っていたら、それは本物! です」と伝えながら、小さなマイメロディの頭を指で押さえると、内部のLEDがレインボーに光りだした。
「マカティさん! それは反則ですよ! そんな見え見えのプレイをする人が、どこの世界にいるというのです?」と言われるが、「まぁ、光った時はハンドを見せますので、ご確認下さい」と伝える。
このDAY1-Bでは、全体的にハンドに恵まれ、AA、KK、AKs、で、“マイメロディ、ピカピカオールイン”をすると、皆さん恐れてフォールド、当方がショウしたハンドを見て納得、というのが続いた。
そうした中、QQが入る。
顔見知りの大阪人がオープンを仕掛けてくる。
『これも “マイメロディ、ピカピカオールイン” 案件だな。知り合いをここで飛ばしたくはない。ここは大人しく降りて頂戴……』との意味を込めて、マイメロディを光らせながら、オールインを宣言する。
すると、それをものともせず、相手が「オールイン」を宣言する。
相手のハンドはAAだった。
『しまった! 幾らチップをカバーされていても、マイメロディが光っていようと、AAは降ろせない。光るマイメロディの “不敗神話” もここまでか……』
フロップが開く。
T、T、Q!
Qが突き刺さる!
ターン、リバーでAは出ず、光るマイメロディの不敗神話は継続。
その後は、スタックを生かした “マイメロディ、ピカピカオールイン” によるスチール攻撃でスタックを増やす内に、DAY1-Bが終了する。
通過者は6名、アベレージは約17万点、当方のスタックは約29万点で、トップ通過である。
* 因みに、DAY1-Aを、約30万点でトップ通過したプレイヤーも、顔見知りの大阪人だった。
『これは、大阪人でワンツ-、フィニッシュだな。気心が知れているので、ディールもやりやすい。さあ、明日はファイナルだ!』
>>後編につづく
https://www.resocasi.com/res/report/detail?id=2271
2024/10/02(Wed) 19:58
マリタイム
マカオの帝王さん、こんにちは。
小道具を使った勝負は、反則でしょ。
相手は気が散って、しゃーない。(苦笑)
“マハラジャ” 懐かしい。
“顔面偏差値”が高い六本木、行ってみたい。♦
2024/10/03(Thu) 13:42
マカオの帝王
マリタイムさん、こんにちは!
念のため、顔見知りのトーナメント・ディレクターに確認したところ、「FTでの電子機器の使用は禁止だが、この“光るマイメロディ”は、ギリ認める」とのお墨付きを頂戴しました(^^♪
久しぶりの “ギロッポン” でしたが、 “マブい” “チャンネー” (死後)で溢れていて、楽しかったです。
2024/10/03(Thu) 14:09
マリタイム
1986年リリースの早川めぐみの「Dance With Romance」は、マハラジャで撮影したんじゃなかったっけ。
https://www.youtube.com/watch?v=fZ-ceMSKZ38
2024/10/04(Fri) 10:56
マカオの帝王
マリタイムさん、おはようございます。
どうやら、“ギロッポン” の元祖マハラジャは、今では “中高年御用達” のディスコとしてフィーバーしているようですね。
元々、この “マハラジャ” とは、サンスクリット語で、王侯貴族を意味する存在なので、言うならば “帝王” の小型版です。なので、次回また六本木に行く機会が有れば、覗いてみようと思います。
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このReportへのコメント(全 4件)