リゾカジ カジノレポート
ミレニアムヒルトンで束の間の現実逃避 【ソウル】
韓国 2009/
04/
21 Written by
ストーン
初めまして。ストーンと申します。以前からこのHPを拝見しておりましたが、今回4月10日から2泊3日でソウルミレニアムヒルトンへ友人と二人でカシノ漬けの旅に行ってきましたので報告します。
友人はカシノデビュー戦です。私もなかなかカシノヘ行く機会がないのですが、9年前の新婚旅行のラスベガスを始め、テニアン、ソウル、プサン、マカオに続いてカシノ6戦目となるソウルです。
実はテニアンの情報を知りたいときにこのHPを知ったので8年くらい前からリゾカジさんにはお世話になっています。
カシノへは1年に1度行けるか行けないかの環境ですのでいざ鎌倉へ向けて何日も前から自然と気分が高揚してきます。
さて、今回のソウルミレニアムヒルトンの博打旅ですが、事前に友人にリゾカジのHPを教えて勉強させ、私の憧れであるリゾカジアドバイザー森巣さんの著書を渡して洗脳させてから挑みました。
特にBJにおけるBS遵守の大切さとGAKUさんのストラテジーを私も一緒になって徹底的に覚えました。これまでの私はフラットベット中心で、長くはプレーできても痺れを切らして無理なベットアップで負けるパターンが多かったものですから今回こそはという気持ちで準備しました。
友人に至ってはBSを一応覚えたものの、実戦ではまだ不安なのでBSを縮小カラーコピーして煙草の箱のフィルムに挟みいつでも確認できるようにしました。(笑)
格好悪いですが勝つためにはなりふり構っていられません。
前置きが長くなりましたが今回の報告です。
2泊3日でのトータルプレー時間
滞在時間53時間のうち(ホテルへチェックインから帰りのタクシーへ乗るまで)
・ BJ 13時間
・ ミニバカラ 15時間
・ 合計 27時間
ホテルから外へ出たのは初日に4時間程度ですから本当にカシノ漬けの旅でした。
残りの時間は食事やサウナ、もちろん睡眠時間です。
勝負の結果を先に書くと、
・ BJ +130万W (1BET基本2万Wでプレー テープルmin1万W)
・ ミニバカラ -230万W (テーブルmin1万Wmax100万W)
ちなみにBJのベットインは200万Wではじめました。
GAKUさんのストラテジーでは基本ベット2万W×200=400万Wないとだめですが、両替だけはしておいて小切手をポケットへ入れておきました。
さらに部屋の金庫には両替と同額の精神的安心資金をしまっておきました。
まだ慣れていない最初のころは同席全員のカードまで見る余裕がなかったので、ベットアップモードへの移行は友人と私のカードのみ対象にしました。
ちょっと慣れた頃にはBS通りに打っている人も対象にしました。
BJのBSを知らない人がどれほど多いことか。
それがディーラーに近いテーブルの最終BOXに座っていたりするとそれだけでストレスです。
私はBOX1が好きなのですが途中からは私が最終BOXに陣取り、右隣りは友人という体制で他人のカードの引きによるストレスをなくしました。あとはGAKUストラテジー通りに機械的にプレーするだけ。何度も自分自身に言い聞かせて割と冷静にできました。
そしてBJにおける勝負の結果は先にも書いたように65単位の勝ち。
しかも1シューあたりの増減もマイナスは微減、プラスの時はそこそこ大きくと理想的な展開でした。
ここまで(滞在二日目PM15:00)は事前勉強の甲斐のある非常に満足のいく結果です。
GAKUさんストラテジーやっぱり凄い。それとセルフレーティングの大切さも知りました。
気分よく二日目夕方からはミニバカラをプレーしました。
ここからがいろいろありました。自分の中ではまさに森巣氏の著書にでてくる数々の場面やフレーズ再現するように・・・。
BJでの130万Wの勝利に気を良くした私は、ホテル内のサウナに入ってリフレッシュした後に再びカシノフロアへ。中国系の人たちでかなり盛り上がっているミニバカラのテーブルを覗きました。
min1万Wのテーブルは、サイドベットができるとあって立ち見の人たちも一緒になって賭けており、一喜一憂しております。
最近はケーセンを液晶で表示してくれるのですね。私もケーセンを眺めていたら分かりやすい、リャンコリャンコの展開になりテーブルの後ろから追っかけ参加。
3連勝後、迷いなくベットする私に座っているプレーヤーも振り返って私を一目見たあと、私に張りに乗ってくれます。
そこからまた3連勝。わずか15分足らずのうちに100万Wの勝利。
一緒に勝った中国人からも感謝の握手を求められます。
ちょうど席も空いたので座ってじっくり勝負することにしました。
しばらくは浮き沈みなくベットを繰り返した後、「この出目のあとはタイ(引き分け)だ」と引き分けのみにBETしたときにこれが的中。
min1万Wのベットだったのですがこれはいけると思いました。
「押す時には恐れず大玉でいけ」という森巣氏の著書の文章を思い出しながら、自らが思い描くケーセンを信じて賭け続けました。行くべきか行かぬべきか・・・。
ずっと心の中で葛藤したのちに、私にとって初体験のテーブルMAXBET。
黄色の100万Wチップをプレイヤー側のラシャに叩きつけディーラーを睨みつけます。
心臓バクバク、手には汗が滲みます。アドレナリン出まくり。
ディーラーがカードを起こすまで、まるで時間が止まったかのような静かな時間が流れます。
結果は・・・・・・。
三枚目のカードに頼ることなく、プレイヤーナチュラル8での楽勝。
それまでの緊張が一気に緩みしばらく放心状態になりました。
本当は飛び上がって喜びたいくらいうれしいのですが、冷静を装い淡々とチップを引き寄せます。
次もMAXBET。これも勝ち。
結局トータル7連勝であっという間に400万Wの勝利。
8連勝を目指した時に、50万Wのそこそこ大玉でやられたのでBETを中止して席を立ちました。
大勝利。
渇いた喉をビールで潤しながら勝利の一服を楽しみました。
思いもかけない展開に変な欲望が頭をよぎります。(もう少しでロレックスだ)
勝ちの目標金額を無意識に設定してしまったのです。
ここからが悪夢の始まりです。ずるずると滑り落ちます。
勝率は良いのに小玉で当たり、大玉でやられる。
それまではかなりの確率で勝利していた、最後に大きく賭けて飛ぶ人への逆張りも当たらなくなりました。行くべき時に行けない。自分の勝負手には逆張りもされます。
7枚あったイエローチップがわずか3枚に減ってしまいました。
ということはバカラでの浮き分がすべて消えたということです。
あの時チップを現金に換えておけば・・・。悔やんでも消えた金は戻ってきません。
席は立てたのに両替できなかった自分自身の未熟さに腹が立ちました。
いくらチップが増えても、席を立てても勝ちの確定ではないことを痛感しました。
それでもトータルではまだ100万Wの浮き。初日にBJのテーブルでチップに交換してから追加のバイインはなしです。まだ自分はいけるんじゃないかと考えながら最終日に向け夜中3時半に部屋に帰りました。
最終日、朝食を済ませたのち9時から夕方4時までの勝負に挑みます。
昨日の大玉勝負の快感が忘れられない私はまたミニバカラに挑みます。
取ったり取られたりの展開の3シュー目。ファーストゲームからプレイヤーのツラが続きます。
6連続まで行きました。
だいたい6~8ツラくらいは頻繁に見ていたのですが、「ツラには乗れ」という言葉を思い出していきなりの展開にとことん追っかけました。
7ツラ目以降は中玉、大玉で。
結局11連続でプレイヤー側の勝利。
max100万WBETだった12ツラ目は無く沈没。
でも250万Wくらい浮きになりました。
それからはしばらく見。そこでまたひょんなチャンスがやってきます。
真ん中に座っていた中国人男性がテーブルにお茶をこぼしたのです。
チップも少し濡れてしまいディーラーが拭いています。
動揺する男性はそれでもBETします。
そこで私は当初自分の賭けていた側をわざわざ変えて中玉で逆張り。
濡れたチップで勝てるわけないじゃん!
と心の中で思いながらの勝利。楽勝。
ちなみに男性の張ったプレイヤー側のカードの和はバカラ。
この時点でまだ昼の12時。残り4時間かと思いながら昼食を挟み勝負を続けました。
そこからは今までは勝率の良かったMAX100万WBETは一度も決まらずに、良い波は来ませんでした。そしてもうすぐ終わりの時間だという精神的縛りが頭をもたげます。
分かっていてもついつい無理なBETを繰り返してしまいます。
午前中は出来ていた「見」ができない。
中玉で負けて大玉で取り返そうとする悪循環。
結局最後の大玉もやられて100万Wチップ1枚になった時点で終了。
両替して「負け」も確定しました。今までの勝負の緊張も解けどっと疲れが襲ってきます。
「フーッ。」大きなため息。
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今回はいろいろと良い体験、悪い体験両方できました。
そして旅行で行く以上、プレーの終了時間があるのがこれからの課題だなと思いました。
特に私のように滅多に行けない者にとっては、勝つことより長時間遊びたくなってしまいます。
カシノゲームを中断しても行きたい所を1か所見つけてから今度は行こうと思います。
でもやっぱりカシノでの勝負の魅力には勝てないかな?
こんなに日常を忘れて現実逃避できる世界って無いですものね。
またがんばって仕事していつかはリゾカジオフ会に参加したいと思います。
以上ご報告でした。
(金額の桁が大きいですがレート100万Wウォン=約80,000JPYです)
2009/04/23(Thu) 00:00
GAKU
ストーンさん、はじめまして。
臨場感溢れる素晴しいレポートですね。今からちょうど10年前、リゾカジ.comの前身だった「カジノとリゾートが大好き」というサイトで、初めてオフ会を開催したときの感覚を思い出しました。きっとストーンさんと同じような感覚だったと思います。
スケジュールが合う機会があれば、是非一度リゾカジオフ会に参加してみてください。同じ楽しみをみんなで共有することがどれだけ楽しいかきっとご理解いただけるはずですよ。
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