リゾカジ カジノレポート
旅打ち夫婦紀行 「セルビア&クロアチア」 編
ヨーロッパ 2009/
11/
01 Written by
TAHARN
■ セルビア 「ベオグラードのカジノ」
サラエボからバスで7時間。風光明媚な山道を通りセルビアへ入国。
セルビアは外貨申告をしておかないと、出国時に規定額(5000€)以上の現金が見つかった場合全額没収されることがあるそうです。行かれる方は気をつけてください。
首都ベオグラードもサラエボ同様、戦火の跡が残っています。
NATO軍の空爆によって半壊し、廃墟となったビルが各所に。
(空爆ストリートと呼ばれる通りがあります)。
街は旧ユーゴ諸国では最も都会。賑わっています。
カジノは中心部からバスで10分ほどの旧ユーゴスラビアホテル内にある、
「GOLDEN CASINO」。
ホテルはとっくに廃業して廃墟となっていますが、カジノとレストランだけが営業しているという不思議なところです。
● 客は観光客と地元民が半々くらい
● フロアが2つ
● 1階と2階、広々として久々にカジノらしいカジノです
● テーブルゲームは1800~
● BJは4台。MIN 2€、6デッキオートシャッフル、サレンダーなし、
DDは9、10、11のみと厳しいルール
地元民に混じってスタート。やはり誰もBS知りません。
ここのきゃくはバストを極端に恐れていて、12以上はほとんどステイ。
私が16でヒットすると「なんて無謀な・・・」「勇気あるな・・・」みたいな声があがります。
結局流れに乗れず1時間あまりで撤退。どうもこのところいい波が来ません。
カジノ内にはアジア料理のブフェレストランがありました。
久々に中華を、と入ってみると味付けが激甘で食えたものではありません。
カジノとレストラン、ダブルでやられたベオグラードの夜でした。
■ クロアチア 「ザグレブのカジノ」
ベオグラードからバスで5時間半。クロアチア入りしました。
ザグレブはクロアチアの首都、人口は約120万人とのことですが、一国の首都としては閑散とした街です。
セルビア出国前にセルビアディナールを換金し忘れたので、クロアチアコルナに換えようと両替所に行きますが、どこでも断られてしまいました。宿に戻り、フロントで換金できる場所を聞くと、「クロアチア人は誰もそんな金に触りたくない!」とはき捨てるような答え。
独立戦争でセルビアに手ひどい被害を受けたクロアチア。
セルビア嫌いが徹底しています。
「坊主憎けりゃディナールまで憎い」で、結局セルビアディナールは換金できずじまいでした。
市内に特筆すべき観光地はなし。観光は早々に切り上げてカジノに向かいます。
テーブルゲームのあるカジノは4~5軒。
市街南部の「HOTEL INTERNATIONAL」内にある「CASINO INTERNATIONAL」へ。
● ホテルのカジノとしては普通のサイズ
● ルーレットが数台とBJ、ポーカーが2台ずつ
● 20時前に入場したのですが、ルーレットが1台開いてるのみ
● 客は数名しかいません、暗く閑散としたカジノです
BJのテーブルをOPENしてもらい、妻と二人でスタート。
MIN 200コルナ(約400円)。外貨はユーロのみ換金可。
6デッキハンドシャッフル、NH、サレンダーなし、DDは9・10・11のみ、DAS、SS17、AのResplitなしと厳しいハウスルールですが、6枚引いて21以下だと自動的に3倍払い戻しの特典あり。
ここは手が11以下だとディーラーが勝手に引いてしまいます。
「11以下でステイする場合だってあるのだから、勝手に引くな。」
と抗議すると、
「11以下ではステイできない。それがここのハウスルールだ。」
とのたまうピットマネージャー。
東洋人を馬鹿にした態度がありありでした。
ディーラーは計算が遅く、特にソフトハンドになるとディールが極端に遅くなります。
「ここもサルカジノか!」と呆れつつ打ちます。
ディーラーの10にソフト18でヒットすると「本当に引くの?」となかなかディールしません。
「俺は基本戦略どおり打ってるんだ」と言うと鼻で笑われました。
雰囲気が最悪なところへカードはクソハードハンドばかり。
DDはローカードばかりで早々に自滅。後味の悪いカジノでした。
翌日、ザグレブ中央駅近くの「CASINO CITY」へ。
HOTEL REGENT内にあります。
● 24時間営業
● 小さいカジノで、ルーレット4台、BJ2台、ポーカー1台のみ
● INTERNATIONALに比べると場内は明るく、受付やピットマネージャー、
ディーラーもフレンドリー。
19:30に出動したところ、客は我々の他にはルーレットに一人だけしかいません。
● BJのMINは250コルナ(約500円)
● 外貨はユーロの他、USドル、日本円もOK
● 最両替の手数料はありません
● 6デッキハンドシャッフル
NH、サレンダーなし、DDは何でもアリ。SS17、777の21だと自動的に3:2の払い戻し。
BJのテーブルを開けてもらい妻と二人でスタート。
ディーラーは気さくで「何処から来たのか?」「日本にカジノはあるか?」などと話しかけてきます。
「ザグレブにいい思い出を作るためにも、勝って帰ってくれ。」とも。
いきなり6連敗して「今日もダメか」と思ったものの、徐々に挽回。
昨日の負け分を取り戻したところで終了。
ディーラー「おめでとう。また来てください。」気分よくカジノを後にしました。
いつもこのように雰囲気のよいカジノで打ちたいものです。
*このレポートはリゾカジ掲示板を転載したものです。
引き続き、欧州~中東のカジノレポートを掲載予定!
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