リゾカジ カジノレポート
梶野レポート⑥ オーストリア篇➋バード・ガスタイン
ヨーロッパ 2011/
08/
13 Written by
梶野克己
⑥「カジノ・バード・ガスタイン」(訪問日2010年6月30日、7月1日)
オーストリアアルプスの山あいの温泉街にある。「カジノ・オーストリア・インターナショナル」の経営。同社のホームページから住所を調べ、一番近いホテルを予約し、それも2連泊の計画をしたのに…行ってみたら、カジノがオープンしていなかった。
毎年、冬のスキーシーズンと夏の避暑シーズンのときだけオープンする期間営業カジノだったのだ。欧州のカジノは、クリスマスイブを除けばどこも年中無休だと思い込んでいた。そんな季節営業カジノがあるとは夢にも思わなかった。後で調べたら、ホームページにもちゃんと明示してあったのだが、ドイツ語が読めない哀しさ、まったく気づかなかった。
バード・ガスタインは、ザルツブルグの南約50キロ、オーストリアの“へそ”ともいえる場所にある渓谷の温泉街。とくに有名なのが、近くの山の地中深くに造られた「坑道温泉」で、バスローブに身を包み、トロッコ電車に乗って坑道を進むと40度前後の蒸し暑い場所に着く。空気中にラドンの放射成分が含まれており、1時間も滞在すれば「細胞内の代謝が促進され、自然治癒力が増進する」(公式ガイドブック)とか。入るには医師の処方箋が要るためここには行かず、水着で入る駅前の温泉プールで疲れを癒したが、せっかく身も心もリフレッシュしたのに夜はすることがなく、わが身の不甲斐なさを嘆いた。
そういうわけで、入場料や内部の様子などは不明。カジノ自体は、街の中でも一番格式がありそうなホテル「EUROPE」(ここも休業していた)の1階にあった。駅からの距離は数百メートルぐらいだが、水量の豊富な滝が流れる谷を囲むようにしてホテルや別荘が建ち並ぶ高低差のある街なので、荷物を持って歩いて行くのはかなり疲れる。
バード・ガスタインへは、ザルツブルグから列車で約1時間半。この夏は7月8日から9月17日まで営業中。どなたかレポートよろしくお願いします。
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