リゾカジ カジノレポート
梶野レポート⑧ オーストリア篇➍ザルツブルグ
ヨーロッパ 2011/
08/
20 Written by
梶野克己
⑧「カジノ・ザルツブルグ」(訪問日2010年7月2日)
撮影したのが夜中だったので、写真を見ていただいてもちょっとわかりづらいかもしれないが、どこかの古城か宮殿と見まちがえるような建物。敷地も広い。モナコのカジノにはまだ行ったことがないけれど、「豪華さ」「優雅さ」を感じさせるカジノという意味ではモンテカルロにそれほど引けは取らないと思う。
通常の入場料は不明。というのも、行ったのが誕生日の翌日で、特別割引してくれたようなのだ。受付の女性が早口の英語で説明してくれたが、よくわからなかった。ともかく夫婦2人で55ユーロ払ったら、70ユーロ分の入場ティップとバーで使えるドリンク券をくれた。誕生日当日だったら、たぶんシャンパン1本くれたはずだ(以前別のカジノでもらったことがある)。酒が飲めないこちらとしては15ユーロ割増しの方がありがたい。
ネクタイは不要だが、おそらくジャケットは必要。そもそもGパンやTシャツ姿では気後れするような雰囲気だ。1階が広いエントランスとレストラン、赤い絨毯が敷かれた階段を上がるとカジノフロアに出る。ルーレット、BJなどテーブルゲームは十数台。奥にスロットコーナーもあるが、マシンの台数はそれほど多くない。珍しくガラスの扉で仕切った禁煙のテーブルコーナーもあったが、そのときは1台も稼働していなかった。
大半の客はドレスアップし、いかにも「社交場」という感じ。最初はその雰囲気に気押されそうになったが、いくら建物が豪華で客が着飾っていても中でやることは同じ―と気を取り直し、BJに集中することにした。100ユーロをティップに交換し、入場時の分と合わせて170ユーロを元手に2人で10ユーロずつチマチマと賭ける。最初の30分ほどは一進一退状態が続いたものの、基本ストラテジー通りに我慢を重ねていたら徐々に増えだし、午前2時前に400ユーロになった時点でやめた。入場プレミアム分を合わせて245ユーロのプラス。ホテルと食事代が浮いた。
カジノは市の中心部から少しはずれた郊外にあり、ホテルのフロントで尋ねてもはっきりした場所はわからなかった。タクシーでは「カジノ」と言うだけで通じ、中心部のホテルから20分足らずで着いた。料金は14ユーロ。帰りはカジノが閉まる午前3時まで、毎時0分に正面前から無料の送迎車が出ており、ホテル名を言えば前まで送ってくれる。テーブルではチップ(心付け)は渡さなかったが、運転手さんには少しはずんだ。もちろん何も渡さなくてもOKで、「おけら」になってもホテルまでは帰れます。
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