リゾカジ カジノレポート

新年快楽2012!(ゴールド・フィンガー)後編

* マカオ 2012/ 02/ 10 Written by マカオの帝王

コメント( 7)

■ 1月5日(木)

11時に目覚める。
先日バスで移動した際に、くるくるさんからマカオの中だけで使えるバスのプリペイドカードを預かったままなのを思い出す。

それに加え、エリートルームで貰った御食事券(300$分)を有効利用しなければと思い、電話で今日の夜、グランドリスボア内のレストランで食事する約束をする。

カーサ・リアルをチェックアウトし、デポジット分の500$を返してもらう。

タクシーでの移動も考えたが、少しばかり歩いてみたくなり、かって知ったる道を散歩がてらに歩き出す。

途中で薬局を見つけ、目薬(愛用のロート製ZiPRO)が切れてしまったのと、健康の為にEPAとDHAがたっぷり入った魚油のサプリメントを買う。
ついでに鹿の角の粉が入った、精力剤のようなものも買う。
(中国製の薬は買う気にならないが、目薬はロートじゃないが日本製、魚油はアメリカ製、精力剤はニュージーランド製、なので、まぁ大丈夫だろう)

魚油はサービス期間中、とかで、明細が不明だったが、大き目の容器にたっぷり入ったのが4つもあって、最初は「全部で980$」とのことであったが、適当に値切ると「OK、それじゃあ800$で構わないよ」と言い出した。

同じような米国製の魚油が日本では2千円位だったことを思い出し、『まぁ、8千円なら良いか? 精力剤と目薬がタダになっていると思えば……』と中国銀行の千$札を1枚出し、200$お釣りを貰う。

『もっと値切れば、半額位にはなっていたのだろうか? でもまぁ、見たところちゃんとした薬局だったし……』

そんなことを考えながら歩いていると、上海灘という、上海料理店が目に入る。
ここは以前食べたことがあり、味もまぁまぁだったことを思い出し、入ってみる。

適当に“春雨のそぼろ肉添え、ピリ辛仕立て”とでも言うのとビールを頼む。余り期待せずオーダーしたのだが、お味は・・・、大変美味しかった。

ほど良い辛さが食欲をそそり、ビールにも良く合い、満足して店を後にする。
ここから本日の宿であるリスボアホテルまでは、目と鼻の先だ。

歩きながら考える。
『結局このままだと今回のマカオ遠征は、半島側オンリーに成りそうだ……、20年前には何も無かった島(タイパ島)側のカジノへは、“マーキング”のルートから外れている為か、なかなか足が向かないなぁ……』

元祖、リスボアホテルに到着。
エリートルームの“バカラ8万$プログラム”で獲得した部屋にチェックインする。

廊下を綺麗なお姐さんが、色っぽく腰を振りながら歩いているのを尻目に、何となく猥雑な部屋に入り、無料の冷蔵庫からビールを取り出す。

さて、本日の“ゲームプラン”を考える。

寿司通が最後にトロを食べるように、ワイン通が最後に赤ワインを飲むように、カジノ通の当方としては、最後をバカラで締めることは決まっていた。問題はそれに至る道中の過ごし方であったが、普段ならここでプランに入る筈のBJを、今回見送ることは決定。

となると、

① 観光(足裏?) → 食事(くるくるさんと) → バカラ・バカラ・バカラ
(これは駄目、マカオ遠征も200回を超えると観光するところが無い。基本45分の足裏マッサージをダブルにしても90分、夜の食事まで間が持たない)

② バカラ → 食事(くるくるさんと) → バカラ・バカラ・バカラ
(これも駄目、夜の食事まで逆に時間が有りすぎる。昼間勝てば良いが、負けたら暗い気分で食事することになる上、明日の朝まですることが無くなってしまう)

③ ポーカー → 食事(くるくるさんと) → バカラ・バカラ・バカラ
(おっ、これは中々良さそうだ。ちょうど14時から参加費50$! のほぼフリーロールのトーナメントがある。これに出て時間潰しをしていると、ちょうど食事時になる……、グランドリスボア内の“麺屋”で軽くビールと手打ち麺でも食べた後、バカラ派のくるくるとグランドリスボア内で一緒にバカラをし、後は成り行きに任せる……、良し、これで決まりだ)

本日の“ゲームプラン”決定。

グランドリスボアのポーカールームに向かう。
50$を払い、トーナメントのエントリーを済ませる。
午後2時10分、4テーブルでトーナメントスタート。

参加費は安いが、リバイ無し(飛んだら終わり)なので、手探りの内にゲームが進行する。

序盤、ごく普通に良いハンドの時だけ参加して、普通に勝つ。
中盤、当方AAの時に、プリフロでやや多めにレイズすると二人がオールイン。
当然コールすると、AKとQQ。
何も起こらず、一気にトリプルアップでチップリーダーとなる。

但し良かったのはここまで。

以降は尻すぼみになり、結局44人参加、5位から入賞で、中途半端な4位で終了。

4時半から始まるリバイトーナメントの参加権(100$相当)と賞金(220$)を受け取る。

引き続き、16時半スタートのリバイトーナメントにも出るが、こちらは途中までリバイ無制限なので、序盤戦は“何でもオールイン”合戦となる。
結局、開始早々、当方のAKでのオールインが、KJにコールされ、Jを当てられ終了。
これにて今回の遠征の“リゾポカ”タイムは終了。
(7時から、もう一つ参加費500$のトーナメントが有ったが、くるくるさんと夕食の為、これは見送り)

ポーカールームを後にして、すぐ出たところにあるバカラ卓に座る。
プレイヤーに誰かが5千$ベットするのを見て、バンカーに4,400$をベットする。
プレイヤーは7。
バンカーは絵札と3ピン。

黄金象の頭の金箔はまだ指先に残っていた。
“ゴールド・フィンガー”の出番である。
一つ、そしてまた一つ付き、ナチュラル8が完成し、晩飯前の仕事完了。
ポーカーで稼いだ貴重な賞金の220$を、バンカーのコミッションとして支払う。

その後、くるくるさんと落ち合い、同じグランドリスボア内の 『麺屋』 に入る。

当方と同じくビール党のくるくるさんと、まずは良く冷えた生ビールを注文する。乾杯の後、借りていたバスのカードを返却し、点心と野菜、それにメインの麺を頼む。

こうして新年のマカオ遠征の “最後の晩餐” を楽しむ。
会計は二人合わせて何と “299$”!
御食事券3枚を渡し店を出る。

外は一面、バカラの海だ。
ここまでは朝に立てた “本日のゲームプラン” 通り。
但し、“マカオの帝王”といえども、バカラの結果までは思う通りには行かない。

最初は、晩飯前に勝った分の約4千$をバンカーに張るが、あっさり負ける。その後、プレイヤーが優勢で進む。

弱り目に祟り目というか、一度バンカーに5千$、バンカー対子に百$ベットしようと思い、百$が無かったので500$チップを両替して貰おうとポンとディーラーに向かい放り投げると、それがタイの付近で停止し、ディーラーが 「うん? タイに500$賭けるんだな?」 とタイの上に置こうとするので、「違う違う! 誰がタイ何かにベットするか! それは百$5枚にさっさとチェンジすれば良いんだ!」というと、「タイじゃないのか? 俺はタイが良いと思うんだけどなぁ……」と呟きながら、百$5枚を戻してきた。

その内1枚をバンカー対子にベットする。
勝負が始まる。

プレイヤーは7。
そしてバンカーは……、
5+2=7のタイであった。

しつこく当方にタイを勧めていたディーラーは交替の時間らしく、控え室に戻る際に、「だから俺が言った通り、タイに賭けていれば良かったんだ!それを見す見す……」と悪態を吐きながら、去っていった。

次のゲームはあっさりとプレイヤーの勝ち。

結局、本日のグランドリスボアのバカラは、ちょうど1万$のマイナスとなった時点でくるくるさんに“撤退宣言”を出す。

まだ数日マカオに残るというくるくるさんに、残った御食事券(百$分)をプレゼントし、互いの健闘を祈りつつ別れる。

バカラの最終決戦場を考える。

『今回相性が良かったのは……、MGM? 駄目だ。バカラはやはりリスボア系列のせんべい型のチップでないと……、とはいえ、元祖リスボアでは初日に、グラリスでは今負けたしなぁ。回力? 悪くはなかったが、少し寂れ過ぎている。となると……』

今日の早朝、あっさりと勝つことが出来た、カーサ・リアルの平場が頭に浮かんだ。

『そうだ、あそこなら手持ちの7万$でも、余り周囲に邪魔されず、毎回バンカーで絞れるだろう。良し、決めた』

タクシーに乗り、移動する。

時計の針は12時を回った。

後は朝まで絞り続けるだけだ。


■ 1月6日(金)

カーサ・リアルに到着。

前日勝った縁起の良い、ミニマムが100$のノーコミッション卓に座り、中国銀行の千$札20枚を投入する。
これを2,500$ずつ8つに分け、勝てばそのまま5千$を、それも勝てば1万$をベットし、一度でも3連勝すれば原点! という戦法を試して見る。

2連勝したことは3回あった。

けれども、肝心の3連勝目になると、必ず冬なのに妙なデザインのTシャツを着た、若い男がミニマム+αをプレイヤーにベットし、どんなもんだ! とばかりにナチュラルを連発し妨害する。

これには参った。

追加で香港上海銀行の千$札を20枚投入する。
2連勝までは、また3回来た。

しかし、今回もまた、肝心なところで悉く、この “ミニマムちょい” 野郎に邪魔され、煮え湯を飲まされる。

残りが3万$となる。
堪らず席を立ち、ミニマムが200$の別の卓に移る。
“ラスト・バタリアン”として、香港上海銀行の千$札の新券30枚全軍を投入する。

2,500$→ 5千$ → 1万$と勝つ。

『よし、こんどこそ!』

そう思った瞬間、斜め横の席に忌まわしい“ミニマムちょい” が現れる!

こちらをチラッと見たあと、例によって例のごとく、プレイヤーに “ミニマムちょい” をベットしてくる。

カーサ・リアルでは常連なのか、同じプレイヤーで千$ベットしていたおばちゃんが、絞り役をこの “ミニマムちょい” に譲る。

結果は・・・・・・、

またも “ミニマムちょい”のナチュラル9!

馬鹿馬鹿しくなり、配られたカードを放り投げると、Aと7の意味の無いナチュラル8であった。

その後も悪い流れが続き、遂に最後の5千$に追い込まれる。

『オールイン!』
と思った瞬間、飛び込みで1万$をバンカーにベットする坊主頭のおっさん登場。
最後が自分で絞れないのでは意味が無いので、チップを引っ込める。

この勝負も “ミニマムちょい” の勝ち。
坊主頭のおっさん退場。
当方もここで諦めて、一緒に席を立つ。

出口付近にミニマム300$のコミッション卓があった。

ここでは、厳つい顔のおっさん連中がバンカー/プレイヤー双方共に千$単位の紫色のチップで真剣勝負をしていた。
(女/子供は出入禁止! といったピリピリしたムード満点であった)

空いている席に座る。
最後となった緑色の5千$チップをバンカーにベットする。
バンカーに4千$ベットしていた黒服のおっさんAが2千$に下げる。

ここにも “ミニマムちょい” が姿を見せるが、敷居が高いと思ったのか、断念してどこかに消える。

プレイヤーに3千$ベットしたおっさんBは4。
当方は5。
おっさんBが絞り始めた瞬間にうな垂れる。
5条件で勝つ! 
バンカー派の当方にとって嬉しい瞬間が訪れる。

『確か誰かの言葉に “勝利に必要なのは、1枚のチップと一つの椅子だけだ” というのがあったな。よし、まだ戦える』

ここから流れが変わった。
もう、小手先のベットの上げ下げも止めにした。
毎回5千$を、勝っても負けても、ただ只管バンカーにフラットベットを続けた。

ラストスパートを後押しする為、日本から持参した“アンデスの秘宝、マカ!”入りのドリンク剤を取り出し、それを一気に飲み干した。
これぞ正に “マカオの帝王” の為に有る飲み物だ。

“マカ”+“ゴールド・フィンガー”のお陰で、バンカーの勝利が続いた。

『これも誰かの言葉に、“男を覚醒させるのは、遊びと危機だけだ!”というのが有ったな。カジノでオールインに追い込まれるというのは、正にそうした状況の訳だ。この単純なことを思い出すのに、今回は随分手間どったな……』

最後の最後で、漸く “覚醒モード” に突入した。

ここ、カーサ・リアルでは、5千$はリスボア系列の鮮やかな緑色のせんべい型チップなのに、1万$は何故かみすぼらしい茶色の小さなチップな為、ディーラーがこの茶色の1万$チップで配当を付けると、「ノ-! 全部5千$チップでくれ!」と突き返し、目の前に “緑のタワー”を積み上げていった。

それが14枚、7万$に達したところで、黒いカットカード が出た。

『どうする? 流れはバンカーだが、今回、1万$をベットした際の勝率は悪い。 けど、リスボアに預けた “人質” を解放するにはあと1万$足りない。ここまで毎回緑チップ(5千$)のフラットベットで勝ってきたが、泣いても笑っても次でラストだ、最後は倍賭け!』

緑チップを2枚、バンカーにベットする。

それを見て、ここまで当方に乗って所持金を増やしてきた厳つい顔のおっさん連中が、それなら! と一斉に倍賭け(3千$の者は6千$に、千$の者は2千$に)してきた。

この1月から今まで喫煙者天国だったマカオでも、公共の場では禁煙(罰金600$)になった影響か、以前よりは喫煙者が減ったような気がするが、良く見ると、当方も含めた卓の全員が喫煙者だった。中には楊枝を咥えている者もいる。

日本だと、“昭和の香り” とでも言うのだろうが、こちらだと“中国回帰(返還)前”の怪しい雰囲気でいっぱいだった。

これぞまさに、所謂一つの“男達のバンカー”である。

当方もタバコを消し、“勝負爪楊枝” を取り出して咥えながら、最後のカードが配られるのを待つ。

全員がバンカーとなった為、ディーラーがサクッと捲ったプレイヤーのカードは絵札と2の2点。
取り敢えず一安心。

今回のマカオ遠征の “ザ・ラスト・バンカー” をナチュラル一発で決めたかったが、BJでもポーカーでも強いが、バカラでは弱いスペードのエースとキングの1点に留まる。

一同、次のカードを、ただじっと見詰める。
ディーラーが同じく、サクッと捲ったカードは3ピン(6か7か8)

一瞬、やられた! と思ったが、よくよく見ると8で、プレイヤーはゼロに下がった。
一同から一斉に安堵の溜息が漏れる。
後は勝利を確定させるだけ!

『足はいらん!』
そう思いながら少し捲ると、いらない筈の足が見える。

『4ピンはいらん!』
そう思いながら横を向けると、何やら星がいっぱい見える。

「おいおい、まさか9じゃないだろうな? それだけは勘弁してくれよ!」
と男達の声が聞こえてくる。

『成る程、最後に “ゴールド・フィンガー” のお出ましか……』

右手の人差し指にうっすらと残る金箔を目にし、いつもとは反対のこと(真ん中の列に、点よ二つ付け!)を願いながら、卓に残った男達全員の思いを込め絞る。

思いは天(点?)に通じた。

美しいダイヤの10で、“男達のバンカー” はこれにて終了。

コミッション用に別に置いていた500$チップをディーラーに渡し、緑チップ2枚を貰う。

結局、ラストの1枚から、5千$の緑チップは計16枚となった。

一同、皆 “いい顔” で席を立つ。

時々バンカーに300$から500$をバックベットしていた若者が、周りの友人達に向かい、「オレは見た! あの日本人がたった1枚の5千$チップを、全勝負バンカーに張って16枚に増やすのを! オレも5千$勝った! 凄い!」 と興奮して話す中、愛しい5千$チップ16枚を抱えてキャッシャーに向かう。

現金8万$を受け取り、カーサ・リアルを後にし、リスボアのエリートルームへ向かう。

到着日にデポジットした福沢諭吉82枚が解放される。

一旦部屋に戻り、冷蔵庫を開け無料のビールを飲み、ほんの少しだけベッドの上で横になり、それからシャワーを浴び、帰り支度をする。

再びエリートルームに戻る。
朝食としてお粥とビールを頼むが、なかなか出てこない。
財布を見ると、隅っこにカーサ・リアルから戻されたデポジット分の茶色い500$札が1枚、目に入った。

『自分が会長を務める “クラブ・スコーピオン” のメンバーの条件は、“何時でも、何処でも、誰とでも、そこに勝負の場があり、手元に軍資金があれば戦え!”だったな。目の前にはミニマム500$のバカラ卓がある。蠍は指すものだ。ここで勝負しないようでは、会長を “シャンハイ” さんに譲らないといけなくなる……』

テーブルに座り、500$札を1枚出し、赤いキャッシュチップを1枚受け取る。

バンカーにベットする。

プレイヤーは4、バンカーは5。
『これは勝ったかな?』
と思う間も無く、プレイヤーが3枚目に4を引き8となる。

『そんなに甘くは無かったか……、おっ! こちらも両ピンだ。4なら勝ち!』

“ゴールド・フィンガー”のパワーに期待する。
が、出てきたのは5。
チップを回収され、これで今回のマカオ遠征は“ジ・エンド”となる。

お粥を食べる際、右手の指先を見る。

強いシャワーを浴びたせいか、金箔はまったく残っていなかった。

納得する。

お粥を食べ終え、エリートルームが用意してくれた車に乗り込み、空港へ向かう途中で考える。

『今回BJはボロボロ、ポーカーは大勢に影響無し。肝心のバカラときたら、そこそこ勝率は良かったが、万$オーバーの大勝負の勝率が悪過ぎた。けど、それでもトータルで負けなかった。これを吉兆と見るべきなのか……』

クルマはあっという間にマカオ国際空港についた。

今回は余りタバコを吸わなかったので、日本から持ち込んだタバコ(パーラメントライト)が一つ余った。
それをドライバーにチップ替わりに進呈する。

2012年の初勝負は終わったが、今年は始まったばかりだ。

「まだまだ遊びはこれからよ!!」

新年快楽!


リスボア/グランドリスボア Hotel Risboa/Grand Lisboa



*このレポートはリゾカジ.SNSの日記を転載したものです。






このReportへのコメント(全 7件)

2012/02/11(Sat) 10:25

madamada

まだまだ初心者、madamadaです。
今回も“スコーピオン会長”の闘い方、愉しませて戴きました。
私も実は“蠍座生まれ”なのですが……ご存知のようにスコーピオン入会の夢は程遠く、いつも憧憬として心に刻んでおります(苦笑)
ポーカーはあまりルールが判っていないのですが、やってみたくなりました。
それにしても「本日のゲームプラン②」が、笑えました。


2012/02/13(Mon) 01:34

マカオの帝王

madamadaさん こんばんは!

レポート、愉しませて貰ってます。

当方もこの月末、ちょこっと“安・近・短”の釜山へ遠征する予定ですが、いつかマカオでお遭いしましょう!


2012/02/13(Mon) 18:06

なおさん

マカオの帝王様。 お久しぶりです。
レポート楽しく拝見をさせていただきました。

春節休暇中にやっとポーカーの体験ができましたので報告します。
残念ですが負けました。でも、私にとってはじめてのポーカーは
大変興味深いもので、場の雰囲気になれるのに一生懸命でした。
私にとってはじめてのポーカーはいい体験になりましたし、今後の
糧となると思います。

少しだけ書かせていただきますね。

マカオの帝王様のアドバイス通り、グランドリスボアにいき10/25
のテーブルで3000だけバイインしスタートしました。

右も左もわかりませんでしたので、まずは場になれることに集中
していました。しばらくすると少し雰囲気になれてきて、やっと
自分がどのポジションにいるかも見えてきました。
それまではいったい、何がなんだか。。。がつづきました。

1時間が経過したころ、小さなポットですが数回取れるようになり、
約3時間はチップをあまり減らさずに遊べました。

そのころ、運命的なことが起こりました。
スペードの7,4のカードが手元にきました。
幸か不幸か、私のところまでMIN25で回ってきましたので、
本来なら降りる手ですが、25をベッドし3枚のカードを見
にいきました。

その3枚のカードは、なんと、7、7、4でした。
いきなり、フルハウスの完成です。

私はベッドをおおきすぎず、悟られないように200としました。
ところが他の2名は、コールの後に他1名がレイズ400となり
もちろん私もコールで次のカードへ。

その後、私が500をベッドしたところ1人おりて2人だけの勝負
となりました。ですが、どうも、その人も7を持っていたようで
コール。4枚目のカードは3.

5枚目のカードの前に、最後は私が約2000をオールインをして
カードを待ちました。

5枚目のカードは、Jでした。
ここで大方勝ったと油断をしていました。ところが、お互いに
Show Downをしたところ、なんと最後のJがペアとなり最後で
フルハウスとなり、転がされてしまいました。

大変悔しくて残念な経験でしたが、私にとっていい経験だったと
思います。もし、あそこで勝っていたら、私はポーカーをなめて
いたかもしれません。

再度、勉強をして挑戦してみます。
やればやるほど奥が深い。。。
さらに興味がわいてきました。

ラッキーなことに他のBJでは、8勝1敗でした。
いつか人並みに打てるようになるまで、しっかり勉強してきます。


簡単ですが、マカオの帝王様に先日のアドバイスの御礼まで




2012/02/14(Tue) 01:23

マカオの帝王

なおさん お久しぶりです。

マカオでポーカーを愉しまれたようで、何よりです。

有名なポーカープロの言葉に、「ポーカーのルールを覚えるのは1日だが、極めるのは一生かかる」というのが有ります。

人は遊ぶ為に生まれてきたのですから、とことん遊びましょう!


2012/02/26(Sun) 19:33

おさぼ~い

マカオの帝王様

おさぼ~いです。

1週間前になりますが、マカオから帰ってきました。
その節は、いろいろとありがとうございました。
レポートも何とか作成いたしましたので、後日、ご覧いただければ、と思います。

ネットでも調べたのですが、よくわからなかったので、実際にグラリスでポーカートーナメントをプレイされるマカオの帝王様にご教授いただきたく、ご質問させていただきます。
(ポーカー初心者です。スミマセン。)

ポーカートーナメントでブラインドが上がっていくと、途中でスモールチップを整理(単位の大きいチップに交換)するときがあります。
そのとき、いったん各プレイヤーの端数となるチップが集められ、合算されます。

例えば、スモールブラインドが100点になるとき25点・50点チップが必要なくなります。:
各プレイヤーが以下の端数のチップを所持していた場合、回収されて1枚の100点チップになります。

プレイヤーA・・・25点
プレイヤーB・・・50点
プレイヤーC・・・25点

この合算された100点チップは、ある基準が適用され、1人のプレイヤーに渡されていた、と記憶しております。
そのとき、ディーラーが各プレイヤーに配る数枚のカードの強さで受け取る人が決まっていたようなのですが、
処理のスピードが速くてどのような基準(カードの強さの基準?)で受け取る人が決まったのかわかりませんでした。

おわかりになれば、ご教授いただけますでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。


2012/03/01(Thu) 18:29

マカオの帝王

おさぼ~い さん、こんばんは!

(ちょっと体調を崩し入院していたので、返事が遅くなりました……)

マカオを愉しまれたようで、何よりです。

さて、ご質問にお答え致します。

>ポーカートーナメントでブラインドが上がっていくと、途中でスモールチップを整理(単位の大きいチップに交換)するときがあります。

これを“カラーアップ”と言います。
また、その際にディーラーが行う処理のことを、“チップレース”と言います。

>プレイヤーA・・・25点
 プレイヤーB・・・50点
 プレイヤーC・・・25点

この例の場合だと、ディーラーはプレイヤーAに1枚、プレイヤーBに2枚、プレイヤーCに1枚、カードを配ります。
この4枚のカードの中で、最もランク(Aが最上位、次がK、Q,J・・・2が最下位)が上のカードを持っている人に1枚のチップを与えます。
また、ランクが同じAやKの場合は、スーツの強弱で決まります。
※ スペード(王侯貴族)>ハート(聖職者)>ダイヤ(商人)>クラブ(農民)

ちゃんとしたトーナメントでは、途中でこうした“チップレース”が行われるのが常ですが、小さなトーナメントだと、端数は一律に切り上げされるケースも良くあります。

そこで、どちらか不明の場合は、“カラーアップ”が迫ると最小のチップを1枚だけわざと残し、切り上げに備えるようにしています。

ただ時々“カラーアップ”の直前に小さなポットを獲得してしまい、その結果として端数が無くなり、“チップレース”ではなく切り上げだった場合など、何だか“割り切れない”思いをすることが有ります……

また、疑問点があれば、何でもお尋ね下さい!



2012/03/01(Thu) 22:59

おさぼ~い

マカオの帝王様

こんばんは!
退院直後にもかかわらず、丁寧なご回答をいただきありがとうございます! 
大変よくわかりました。
(体調のほうは、完全回復されたのでしょうか?)

”カラーアップ”のとき、カードが複数枚、配られるプレイヤーがいた点など、
理由がよくわからなかったのですが、これでスッキリいたしました。

僕は、トーナメントで”カラーアップ”が迫るとき、
わざと端数のチップを使い切ってしまおうと思っておりましたが、
それではいけなかったのですね。 少し後悔です・・・

しかしここは、「初心者だったゆえ・・・」と”割り切って”、
次回のトーナメントに備えさせていただきます!

ポーカーについては、まだ、よくわからないことが多いので、
また、ご質問させていただく機会があるかもしれません。
そのときはよろしくお願い申し上げます。





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