リゾカジ カジノレポート

帰ってきたマリタイム「第二話　テレコ」

マカオ 2025/ 01/ 26 Written by マリタイム

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13日(月)。朝食は前日、パレス内のニューヤオハンで購入したパンとサラダに部屋に備え付けの紅茶です。あんパンは翌日に残しました。なお、ニューヤオハンは香港ドルで支払うと1.03倍してパタカに換算して、お釣りをくれます。パン11パタカ×2、サラダ20パタカ、買い物袋1パタカ。

7時14分にインターナショナルルームの手前奥のテーブルの末席に座る。客はほかのテーブルを含め自分だけ。白い紙に包まれた長いカードの束が開封され、透明なケースに移されます。ショウカードはされません。「カットするか」と尋ねられ「イエス」と返答し、仕切りを差し込みます。バイインはせず、巾着の中から500香港ドルチップ2枚と1,000香港ドルチップ2枚を取り出し、500香港ドルチップ2枚をバンカーのエリアに置きました。成績は以下のとおり。
　　　　　賭け金　　勝敗　バンカー　プレイヤー　勝敗
第３８回　１０００　　〇　　　９　　　　０
第３９回　１５００　　×　　　７　　　　８
第４０回　１０００　　〇　　　８　　　　３
第４１回　１０００　　　　　　０　　　　８　　〇
第４２回　１４００　　〇　　　６　　　　３　　
第４３回　１４００　　　　　　４　　　　５　　〇
第４４回　１４００　　〇　　　６　　　　２　　
第４５回　１４００　　　　　　０　　　　３　　〇
第４６回　１４００　　〇　　　８　　　　１
第４７回　１４００　　　　　　０　　　　７　　〇
第４８回　１４００　　△　　　６　　　　６　
第４９回　１４００　　×　　　１　　　　８
　
通算成績　20,000　→　18,790

解説すると、負けてもこのセッションの収支がトントンになるように、第４２回は1,400香港ドルを賭けました。第４３回は、これまでベットアップ後の負けが多かったため、更にベットアップすることを躊躇しました。このまま勝ちが続くよう、変化を加えず1,400のまま、バンカーとプレイヤーに交互に賭け続けました。振り返れば、あそこでもう一度ベットアップできるかどうかが、勝ち越せるかどうかの分かれ道でした。「あの精神状態でもやらないといけないんだ。いつ勝ち出すかは分からないから、どんな状況からでも反撃に転じることができるよう、心の準備をしておかないといけない。」こういうことは本で読んだり、人の話を聞いただけでは身に付きません。実体験できて良かったです。もっとも、これまで1万香港ドルデポジットしかやったことのない人間が、5年振りのカジノでミニマム1,000の5万香港ドルデポジットの勝負をやっているのですから、ビビるのも無理のない話ですが。連勝中なのにミニマムしか賭けていないという失態は演じなかったことと、元本近くまで戻したことで、元気を取り戻しました。

部屋で少し休憩して、徒歩で外出。まずは、MGMコタイを訪問。ホールにいたブレザーを着た綺麗な女性職員には、写真撮影を断られました。

次にロンドナーを散策。コタイセントラルの時代を含め、初めての訪問です。

たくさん歩いて足の裏が痛くなり、帰りはタクシーを利用。39パタカでした。

部屋に戻って、五十右さんに電話して、ケンさんの電話番号を教えてもらい、電話を掛けると、中国語のメッセージが流れた後、電話が切れました。五十右さんにメッセージでその旨を伝えると、しばらくしてケンさんから電話が掛かってきました。ALTIRAの天政に行きたいと伝えると、マリタイムさんはプレー実績が足りていないので車は出せないとの返事。僕からは、負け出すとホテル代くらいでは済まないから、ホテル代を支払うので一泊いくらですかと尋ねました。すると、2万5千円くらいで、ぶっちゃけ、プレー実績が足りないと僕(ケンさん)に請求が回って来ますが、今回は無料にしますと言っていただきました。ケンさん、ありがとうございました。負けるとすぐ席を離れるマリタイムのような人間は、プログラムは適さないですね。

マークさんのレポートを読んで行き方は知っていたので、自力でALTIRAへ向かいます。コタイ東駅からライトレールに乗り、ジョッキークラブ駅で下車。8パタカ。なお、マカオ競馬は昨年、廃止されました。

駅の下はバス停。そこは両側を車道に挟まれ、どこにもつながっていないので駅に戻り、大きなマンションの側へ出口を進み、エレベーターで下に降ります。ライトレールに沿って少し戻ると、廣東大馬路を発見、歩いていきます。途中20人くらいの行列ができているカレー屋がありました。10分ほどでALTIRAに到着。ここも初めての訪問。外のレストラン専用のエレベーターで上の階へ。

天政に入店。畳の部屋を選択すると、カウンターの中で日本人の板前さんがてんぷらを揚げていました。

天丼を注文し、板前さんとお喋りしながらいただきました。美味しかった。会計は308パタカ。板前さんもリゾカジのことはよくご存じでした。
https://www.altiramacau.com/tc/dining/Tenmasa#All

帰りはCOD(シティ・オブ・ドリームス)行きのシャトルバスに乗車。CODからパレスまでは歩きました。天気が良くて気持ち良かったです。

パレスに戻り、インターナショナルルームを覗いたら、ビスケット女がいて、PPPの場面で、プレイヤーにビスケット6枚を賭けて勝利しました。16時にEAST WING の12階に戻ると、隣の部屋の前にワゴンが止まっていて、ちょうど自室の掃除を終えたところでした。机の上の眼鏡ケースの横に眼鏡を拭く布が添えられていました。

ホールド解除には、50,190香港ドルが必要です。手元にはチップが18,790香港ドル、現金が30,000香港ドルと小銭がありました。バカラは1,210香港ドルほど負けていますが、誤差とみなして、もうプレーはしません。残り1,400香港ドルを作るため、ニューヤオハンでサラダを買った後に、同じ階のICBC(中国工商銀行)に立ち寄りました。両替できるか尋ねると「Always No Money」との回答でした。

シャトルバスでグランドリスボアへ移動し、亜馬喇前地のバス停から3Aのバスに乗り、新馬路を曲がったところで下車。目的地は、大四喜海鮮火鍋美食という、昔、ＮＨＫの「世界入りにくい居酒屋」という番組で放送された「揚げとうもろこし」が名物の店です。歩いていたら英京酒店を見つけました。前回、英京酒店からすぐに辿り着いたので今回も大丈夫と思っていたら、見つかりません。英京酒店のフロントの女性がネット検索してくれましたが出てこなかったので、訪問を断念しました。
https://www.openrice.com/zh/macau/r-%E5%A4%A7%E5%9B%9B%E5%96%9C%E5%B7%B7%E4%BB%94%E7%81%AB%E9%8D%8B%E5%B0%8F%E7%82%92-%E6%96%B0%E9%A6%AC%E8%B7%AF-%E6%B8%AF%E5%BC%8F-%E7%81%AB%E9%8D%8B-r467684

歩き疲れて足裏が痛む中を徒歩でリスボアに戻り、RISBOA MONEY EXCHENGE(中国銀行リスボア支店)で5万円を両替。1万円が442.90香港ドルになりました。2日前の環球のパタカよりレートが良くてびっくり。永勝美食に入店。蝦蛄の時価は概算で400パタカと告げられ、計量後371パタカになり、から揚げにしてもらいました。長さは25センチくらい。以前に氹仔漁村で食べて美味しかったので注文。揚州炒飯(60パタカ)も食べました。
https://tabelog.com/macau/A6201/A620101/62000089/
https://www.yp.com.mo/tamchaiyuchun.html

パレスに戻って、21時過ぎにインターナショナルルームを覗きに行ったときのことです。入口で男性係員が僕のパスポートをチェックしていたら、DRAGON PAVIRION側にいた若い小柄な女性係員が寄ってきて、「スキャンするから」と言ってパスポートを持って足早に離れていきました。不審に感じて、すぐに追いかけると、DRAGON PAVIRIONに入ってすぐのブースでパソコンの画面を見ながら「お～」と声を上げています。客のデータを見て面白がるとか、ほんと信じられませんでした。外国人労働者が給料を持って勝負に来たと思ったのかもしれませんが、これがパレスでの最も不快な出来事です。インターナショナルルームでは、ルーレットのミニマムを確認。内は5、外は200香港ドルでした。

就寝中に目が覚め、眠れないため、4時にシャトルバスの始発の時間を確かめに行ったときのことです。エレベーターホールから出たところで、中央に黒い服を着た背の高い男性と白いドレスを着た背の高い女性のペア、その外側にドレス姿の女性が1人ずつ、その外側にバイオリンを持った男性が1人ずつ立っていて、ライトを浴びていました。それを取り囲むスタッフ。どうやら、客の通行が少ない夜中に廊下の柱の前で広告の撮影を行っているようでした。

「第三話　約束」につづく
https://www.resocasi.com/res/report/detail?id=2317

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